MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

ラスター画像とDWG作業モードのトラブルシューティング

  • DWG画像がXY平面上にない場合、どのようなことが生じますか。- 3次元表示は完全にサポートされていますが、修正、鏡映、変形、および切り取りの機能にはいくつかの制限が適用されます。これらの機能を使用する場合、3次元のDGNで有効にするには、ラスターはDGNのXY平面に対して平行にアタッチされていることが必要です。ラスターがXY平面に対して平行でないと、ラスターを操作するときにこれらの機能は無効になります。
  • 画像に切り取り多角形があり、それが自己交差している場合、どのようなことが生じますか。- 切り取り多角形のあるDWGファイルをロードすると、一時的に、MicroStation PowerDraftは、切り取り多角形を、アタッチする画像に関係付けます。ただし、切り取りデータが転送されても、レンダリングされる画像には切り取りはまったく表示されません。この現象は、プラットフォーム間で切り替えるときにデータが失われないようにするために発生します。また、切り取り多角形のある画像に対して、ユーザーが切り取り多角形を新しく設定すると、元の(MicroStation PowerDraftユーザーには見えない)枠外切り取りが削除され、新しい切り取りで置換されます。
  • サポートされていない画像ファイルタイプがあると、どのようなことが生じますか。- MicroStation PowerDraftに、サポートされていない画像ファイルタイプを含むDWGファイルをロードすると、その画像はラスターマネージャの画像リストには表示されますが、"ラスターが読み取ることができない"ことを知らせるメッセージが表示されます。ラスターマネージャを使用してこの画像のプロパティを修正できた場合でも、修正内容はDWGファイルには保存されません。
  • 画像ファイルを見つけることができない場合、どのようなことが生じますか。- DWGファイルにアタッチされている画像ファイルをロードするときに、DWGエンティティに含まれているファイル名情報から目的の画像ファイルを見つけることができないと、その画像はラスターマネージャの画像リストには表示されますが、"ラスターが見つからない"ことを知らせるメッセージが表示されます。ステータスが不明であるため、画像ファイルタイプは不明です。このような現象が生じると、画像の色モードは強制的にRGBに設定されます。このようなファイルを修正した場合、MicroStation PowerDraftにサポートされていない画像ファイルタイプがロードされた場合と同様の制限事項が適用されます(修正内容は保存されません)。