MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

シートシードモデルへの境界参照ファイルの関連付け

境界参照ファイルとは、シートモデル内の図面の境界線を示すために使用される通常の参照です。

図面枠のアタッチをシートシードモデルに関連付けると、シートのモデルプロパティ(注釈尺度、位置、回転、サイズなど)への変更が自動的に図面枠のアタッチに反映されます。たとえば、A4サイズ境界線グラフィックがシートシードモデルに関連付けられている場合に、注釈尺度を1:50に変更すると、関連付けられている境界線も同じ尺度で拡大縮小されます。

また、関連付けられた後は、境界参照ファイルへの変更がすべて自動的にシートの境界線に反映されます。たとえば、境界参照ファイルを移動すると、シートの境界線も自動的に新しい位置に移動します。

管理者は、境界参照ファイルをシートシードモデルにアタッチして関連付けるようにしてください。これにより、シードモデルを使用して新しいシートを作成した場合に、新しいシートには境界参照ファイルと関連付けが継承されます。

注記: シート図面枠のアタッチを含むフォルダを、MS_RFDIR構成変数に追加する必要があります。
注記: 境界線アタッチメントはシートモデルのみから参照でき、デザインモデルまたは図面モデルからは参照できません。
注記: 境界参照ファイルをシートシードモデルに関連付けると、プロパティに対する変更が参照ファイルに反映されるようになります。たとえば、図面の注釈尺度を変更すると、(関連付けられている境界線アタッチメント内の)境界線グラフィックもそれに合わせて調節されます。シードファイルを使用して作成された新しいシートの境界線には、境界線があらかじめ関連付けられています。