接続されたユーザーと接続されたプロジェクト関連の構成変数
ProjectWiseプロジェクトに関連付けられているWorkSetをアクティブにすると、次のProjectWiseプロジェクト構成変数が定義されます。ProjectWiseプロジェクトに関連付けられていないWorkSetをアクティブにしても、これらの構成変数は定義されません。
構成変数名 | 説明 |
---|---|
CONNECTPROJECT_NAME | 組織内のプロジェクトに対するユーザーが認識可能な名前を定義します。たとえば、「郡道I-565インターチェンジ」のように指定します。 |
CONNECTPROJECT_NUMBER | 組織内でプロジェクトを追跡するために使用するプロジェクトIDを定義します。たとえば、DMO-063 VP 778のようなEAP IDです。 |
CONNECTPROJECT_INDUSTRY | 業界を定義します。業界とは、同様のインフラストラクチャ資産を中心に共通のビジネス機能を展開する同業の組織のようなグループを指します。たとえば、電力業界などがあります。 |
CONNECTPROJECT_ASSETTYPE | 資産タイプを定義します。資産タイプとは、関連する一連の資産を指します。たとえば、電力網の資産クラスには、配電網、変電所、送電網などの資産が含まれます。 |
CONNECTPROJECT_LOCATION | プロジェクトの地理的位置を定義します。たとえば、都市/都道府県/国、緯度/経度を指定します。 |
CONNECTPROJECT_STATUS | プロジェクトの状態を定義します。参加できるプロジェクトの場合は「アクティブ」、参加できないプロジェクトの場合は「非アクティブ」になります。 |
次のユーザー構成変数は、CONNECTION Clientからサインインすると定義され、ユーザーがサインアウトすると未定義になります。
上記のすべてのプロジェクトおよびユーザー構成変数は読み取り専用であり、実行時に自動的に定義され、セッションの存続期間にわたって保持されます。次の例では、構成変数の使用法について説明します。
いずれかのプロパティ値に基づいて名前が付けられる構成(.cfg)ファイルがあるとします。たとえば、USA.cfg、India.cfgのように国名に基づいて名前が付けられるCFGファイルがあります。作業環境の場所には、次のようにしてこれらのファイルを含めることができます。
%if defined (CONNECTPROJECT_LOCATION) && exists ($(_USTN_WORKSPACESROOT)$(CONNECTPROJECT_LOCATION).cfg) %include $(_USTN_WORKSPACESROOT)$(CONNECTPROJECT_LOCATION).cfg %endif