ファイルの適用範囲がある署名では、ファイル内の全モデルの状態とファイルレベルの情報を保存します(定義については下記を参照してください)。そのため、モデルの内容やファイルレベルの情報が変更された場合、ファイル署名は無効になります。
署名に含まれるファイルレベルの情報 |
- タイトル、主題、カテゴリ、キーワード、コメント、作成者、会社、マネージャ、アプリケーションを含む、編集可能な概要のプロパティ
- ファイルの共有ステータス(機能を共有するデザイン履歴ファイルに設定)
- ファイル形式(V8、V7、DWG)
|
署名から除外されるファイルレベルの情報 |
- ファイルのパスと名前
- ファイルのサイズ
- "開くプログラム"(アプリケーションの関連付け)
- 属性(読み取り専用、非表示)
- 改訂番号、最終保存日、最終保存者、編集時間、セキュリティ、修正時間、アクセス時間など、変わりやすい"概要のプロパティ"
- サムネイル
-
"セキュリティプロパティ"
-
"カスタムプロパティ"
- 最後にファイルへアクセスしたユーザーとコンピュータなど、MicroStation PowerDraftの"セッションデータ"
- ファイル保護で定義されたライセンス
- デザイン履歴
- すべての"カスタムプロパティ"
- すべてのネストされたプロパティセット
|
注記: ファイル署名によって、アプリケーションがファイルに追加するストリームとストレージが除外されます。
注記: ここに記載したすべての概要のプロパティは署名から除外されます。
注記: デザイン履歴は、署名の管理に使用できるように署名から除外されます。