「LineStyles」セクション
CSVファイルの「LineStyles」セクションは、次の行から始まります。
%section,LineStyles
この行には、以下の列があります。
列 | 目次 |
---|---|
線種 | 再マップする元の線種の名前または番号です。 |
画層
色 線幅 クラス ElementType セル |
オプション。再マップを適用する要素を限定する修飾子です。 |
V7OutputLineStyle | V7ファイルへの保存時の線種の名前または番号です。 |
V7OutputScale | V7ファイルへの保存時の線種の尺度です。エントリが空白の場合は、「1.0」が使用されます。 |
V8OutputLineStyle | V8ファイルへの保存時の線種の名前または番号です。 |
V8OutputScale | V8ファイルへの保存時の線種の尺度です。エントリが空白の場合は、「1.0」が使用されます。 |
DWGOutputLineStyle | DWGファイルまたはDXFファイルへの保存時の線種の名前です。 |
DWGOutputScale | DWGファイルへの保存時の線種の尺度です。エントリが空白の場合は、「1.0」が使用されます。 |
DWGOutputLineStyleFile | 出力線種がAutoCAD線種ファイルで定義されている場合、このエントリは、線種を含む".lin"ファイルにします。既定は"acad.lin"です。MicroStation PowerDraftでは、システムにインストールされているAutoCADの"support"ディレクトリでファイルが検索されますが、完全なファイルパスを指定することもできます。 |
「LineStyles」セクションの特徴は、次のとおりです。
- 「LineStyle」列の値が角カッコ([])で囲まれている場合は、有効線種として解釈されます。たとえば、「LineStyle」列の値が「[3]」の場合、再マップ処理は、要素線種が3である場合、または要素線種が「ByLevel」に設定され、その画層の「ByLevel」線種が3に設定されている場合に適用されます。
- キーワード「%drop」は、任意の「OutputLineStyle」列に入力することができます。このキーワードが表示されている場合は、対応する「LineStyle」が割り当てられているすべての要素が、元の要素の外観を表現する複数の要素として描かれます。これは、定義済み線種0~7には適用されません。
- 「LineStyle」列にキーワード「%unmapped」が表示されている場合は、「LineStyle」列で他に表示されていない線種を持つすべての要素が、「%unmapped」行で指定された保存先にマップされます。このセクションに複数の「%unmapped」行が存在する場合は、最後の行が使用されます。
- キーワード「%bylevel」が「V8OutputLineStyle」列または「DwgOutputLineStyle」列に表示されている場合は、指示された線種を持つすべての要素が「ByLevel」に変更されます。V7ファイルフォーマットは「ByLevel」をサポートしないため、このキーワードは「V7OutputLineStyle」列では無効です。
- 特定行の再マップ処理が適用される要素は、オプションの「Level」、「Color」、「Weight」、「Class」、「ElementType」、および「Cell」の各列を使用して限定することができます。再マップスプレッドシートの編集時にこれらの列を表示するには、「Show Optional Columns」チェックボックスをオンにします。必須の列と区別するために、これらの列は異なる背景色で表示されます。