「DWG／DXFとして保存オプション」ダイアログボックス、「全般」タブの「参照」

DWGおよびDXFファイルとして参照を保存する場合のオプションを設定するときに使用します。「ファイル」 > 「名前を付けて保存」を選択し、「ファイルの種類」リストでAutoCAD図面ファイル（*.dwg）を選択して「オプション」ボタンをクリックすると開きます。

「全般」タブには以下のオプショングループもあります。

「DWG/DXFとして保存オプション」、「全般」タブの「参照」オプション

設定	説明
参照をオーバーレイとして作成（ライブネストなし）	オンの場合、すべての参照ファイルをオーバーレイとして作成します。これにより、DWG出力ファイルのライブネストが無効化されます。このオプションは、ライブネストがすべての参照ファイルに対してオフにされたファイルで使用することができます。 MicroStation PowerDraftのネスト参照およびDWGファイルについては、「DWGファイルに保存される参照の操作」を参照してください。
保存先パス	DGN参照ファイルから作成したAutoCAD XREF用に保存されるパスを制御します。参照ファイルを検索するには、MicroStation PowerDraftとAutoCADは親ファイルとして同じディレクトリを探し、次にオプションとしてあらかじめ定義されているパスを検索します。MicroStation PowerDraftでは、あらかじめ定義されているパスは、構成変数MS_RFDIRで定義されています。AutoCADでは、あらかじめ定義されているパスは、「Project Files Search Path」オプションで定義されています。参照ファイルにパスが含まれている場合、どちらのシステムでも最初に指定されたパスを参照します。指定されたパスでファイルが見つからなくても、MicroStation PowerDraftはMS_RFDIRディレクトリでファイルの検索を続行しますが、AutoCADは参照ファイルが見つからないとレポートします。どちらのシステムもマスターファイルの位置と相対的に定義された参照ファイルをサポートします。 XREFと保存されたパスを制御する設定には次が含まれています。使用しない－選択した場合、参照ファイルパスは破棄され、ファイル名だけが保存されます。このオプションは、MS_RFDIR構成変数で定義されるパスによってファイルの場所を決定する場合に便利です。DGN参照ファイルが相対パスで定義された場合、相対パスは保持されます。同じディレクトリに保存する－選択した場合、出力ファイルが元のDGNファイルと同じディレクトリに保存されている場合のみ参照ファイルの完全パスが保存されます（DWGファイルおよび参照ファイルが代替ディレクトリに保存されている場合、完全パスは無効になります。）DGN参照ファイルが相対パスで定義された場合、相対パスは保持されます。マスターファイルに相対的－選択した場合、すべての参照パスは相対パスに変換されます。たとえば、マスターファイルがc:\project\hvac\master.dgnで、参照ファイルがc:\project\electrical\plan.dgnである場合、参照ファイルは自動的に..\electrical\plan.dgnに保存されます。このオプションは、特にファイルが別の場所や別のコンピュータにあって、同じディレクトリ構造を保持している場合に、参照パスを指定するのに効果的です。
論理名を外部参照ブロック名にマップ	オンの場合は、ファイルをDWGに保存すると、外部参照ブロック名に参照論理名を使用します。オフの場合、または論理名を割り当てない場合、外部参照ブロック名には、既定で参照のファイル名が使用されます。
切り取り要素からビューポート画層を設定	オンの場合、ビューポートの画層は、参照ファイルからの切り取り要素があれば、その要素の画層と一致するように設定されます。
指定オフからロックするビューポートを設定	オンの場合、ビューポートの"ロック"状態は、参照ファイルから"指定オフ"設定値に設定されます。
ラスターファイルを出力フォルダにコピー	オンの場合、ラスター参照ファイルがDWGファイルの出力フォルダにコピーされます。ラスターファイルがすでに出力フォルダ内に存在する場合、コピーアウトは行われず、既存のファイルがそのまま保持されます。ラスターファイルが、ソースDGNファイルのサブフォルダにある場合、サブフォルダが作成され、ラスターファイルはそのフォルダにコピーされます。既定では、このチェックボックスはオフになっています。