MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

式ビルダ

変数の値を計算するための有効な数式を作成します。別の変数、条件文、算術演算、およびさまざまな算術関数と三角関数を使用して、有効な式を作成することができます。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。
  • 「変数」ダイアログボックス:変数の「プロパティ」ペインの式変数定義の横にある「...」をクリックします。
設定説明
記号タイプセレクタ 次の中から選択することができます。
  • 変数 - 式で使用する変数を使用可能な変数から選択します。
    注記: 対応付けられている変数を直接的または間接的に参照する式が含まれているために式の中で使用できない変数は、使用可能な変数の一覧から除外されています。
  • 関数 - 式で使用する三角関数、算術関数、変換関数を次の中から選択します。
    • sin

      sin(x):xのサイン

    • acos

      acos(x):xのアークコサイン

    • asin

      asin(x):xのアークサイン

    • atan

      atan(x):xのアークタンジェント

    • cos

      cos(x):xのコサイン

    • タン

      tan(x):xのタンジェント

    • sqrt

      sqrt(x):xの平方根

    • limit

      limit (x, min, max):

      xがmaxより小さくminより大きい場合はx

      xがminより小さい場合はmin

      xがmaxより大きい場合はmax

    • max

      max(a, b, ..., t):2~20個の値のうちの最大値

    • min

      min(a, b, ..., t):2~20個の値のうちの最小値

    • floor

      floor(x):xを最も近い整数値に切り下げ

    • ceil

      ceil(x):xを最も近い整数値に切り上げ

    • log

      log(x):xの自然対数

    • log10

      log10(x):10を底とするxの対数

    • trunc

      trunc(x):xの小数部を切り捨て

      xが0より大きい場合はfloor(x)と同等

      xが0より小さい場合はceil(x)と同等

    • round

      round(x):xを最も近い整数に丸める

      round(x,p):xをpで指定した小数点以下の桁数の最も近い値に丸める

    • odd

      odd(x):xが奇数の場合にtrue

    • sign

      sign(x):

      xが0より大きい場合は1

      xが0より小さい場合は-1

      xが0と等しい場合は0

    • abs

      abs(x):xの絶対値

    • int

      int(x):xの小数部を切り捨て、単位を破棄して整数に変換

    • num

      num(x):xの単位を破棄して数値に変換

    • dist

      dist(x):xを作業単位の距離に変換

    • ang

      ang(x):xを角度(度数)に変換

    • degrees(x):xのラジアンの値を角度(度数)に変換

  • コンスタント - 式で使用する定数を次の中から選択します。
    • true
    • false
    • PI - π
    • E
    • SQRT2 - 2の平方根
    • SQRT1_2 - 2の平方根で1を除算
    • LN2 - 2の自然対数
    • LN10 - 10の自然対数
    • LOG2E - 2を底とするeの対数
    • LOG10E - 10を底とするeの対数
ヒント: 必要な変数、関数、または定数を挿入するには、それぞれをダブルクリックします。
ツールバー 次のような一般的な数学的処理およびブーリアン処理にすばやくアクセスすることができます。
  • 加算(+)
  • 減算(-)
  • 乗算(*)
  • 除算(/)
  • 指数(^)
  • モジュロ(%)
  • 等しい(==)
  • 等しくない(!=)
  • より小さい(<)
  • より大きい(>)
  • 以下(<=)
  • 以上(>=)
  • AND(&&)
  • OR(| |)
  • NOT(!)- TrueまたはFalseの値を反転
  • 条件(?:)
  • 括弧でグループ化(( ))
  • 距離 - 角括弧で囲まれた値を作業単位の距離として解析します。
  • 角度 - 山括弧で囲まれた値を角度表記の設定に従って角度として解析します。
式フィールド テキストフィールドです。ここで構成要素(変数、関数、値、演算子など)を入力したり抜き出したりして式を作成します。
テスト 式の有効性をチェックして、隣のフィールドにエラーや成功のコメントを表示します。<Enter>キーを押すことでも式を解析できます。