印刷オーガナイザの「選択事項」ダイアログボックス
印刷オーガナイザの印刷および印刷エンジンの設定値を調整するために使用します。
印刷設定には、構成変数が関連付けられている場合があります。優先順位は構成変数の方が高く、構成変数の設定値は対応する選択事項の設定値を上書きします。上書きが有効な選択事項は、ダイアログボックスで無効になります。
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| 自動回転を有効化 | オンの場合、最適なフィットが得られるようにプロットの回転を操作できます。 これは、MS_PLT_ENABLE_AUTO_ROTATE構成変数で制御されます。 |
| 印刷方向の自動変更 | オンの場合、最適なフィットが得られるように用紙の向きを操作できます。 これは、MS_PLT_ENABLE_AUTO_ORIENT構成変数で制御されます。 |
| 尺度の維持を有効化 | オンの場合、新しいビュー、枠、または用紙サイズを選択したときに、現在のプロット尺度が維持されます。 これは、MS_PLT_ENABLE_PRESERVE_SCALE構成変数で制御されます。 |
| 切り取り尺度を有効化 | オンの場合、指定された尺度に合わせて、プロット枠またはシートサイズが縮小されます。 これは、MS_PLT_ENABLE_SCALE_CLIPPING構成変数で制御されます。 |
| 既定のフォーム尺度の優先度 | オンの場合は、用紙サイズが変更されるたびに、既定のフォーム尺度が再適用されます。既定では、現在の印刷尺度が維持されます。 これは、MS_PLT_FORM_SCALE_PRIORITY構成変数で制御されます。 |
| 新規プロットエリアに対して最大化 | オンの場合は、印刷領域を変更すると、印刷サイズが自動的に最大化されます。ビュー番号が選択されたときや、枠が配置されたときも同様です。既定では、現在の印刷尺度が維持されます。 これは、MS_PLT_MAX_ON_NEW_AREA構成変数で制御されます。 |
| シートレイアウトを優先 | オフの場合、「印刷オーガナイザ」ダイアログボックスでは、シートレイアウト情報が設定されていない場合と同様な処理が行われます。 これは、MS_PLT_SET_LAYOUT_FROM_SHEET構成変数で制御されます。 |
| シートプロットスタイルテーブルを優先 | 既定では、シート定義で指定されたプロットスタイルテーブル(CTBまたはSTBファイル)が自動的にプロットにアタッチされます。オフの場合は、シートプロットスタイルテーブルが無視されます。 これは、MS_PLT_SET_PLOT_STYLE_TABLE_FROM_SHEET構成変数で制御されます。 |
| ページ全体をプレビュー | （「フルシート」モード以外の場合に適用）オンの場合、「プレビュー」ダイアログボックスに、使用可能な領域を示す長方形を含む物理的な用紙サイズが表示されます。オフの場合、使用可能な領域のみが表示されます。 |
| 正確な回転をプレビュー | オフにすると、プレビューではプロットを常に回転が含まれないものとして表示します。この設定値は次に対してのみ有効です。 |
| サムネイルプレビュータイムアウト（秒） | 「印刷」ダイアログボックスのサムネイルプレビューの描画の開始から、ダイアログボックスの残りの部分の更新の開始までの時間を制御します。既定値は10秒です。 |
| 印刷定義作成時に使用されるモデル | 印刷するモデルを選択するリストボックスです。 |
| デザインファイルを読み取り専用モードで開く | オンにすると、印刷オーガナイザですべてのデザインファイルが読み取り専用モードで開かれます。そのため、ファイルが誤って修正されることはありません。 これは、MS_PRINTORGANIZER_OPEN_DGN_READWRITE構成変数で制御されます。 |
| 可変印刷定義を有効化 | 設定されている場合、デザインファイルが印刷オーガナイザに追加されると、印刷オーガナイザは可変印刷定義を作成します。可変印刷定義により、モデルと印刷図形の検出が印刷時に行われるので、一部のワークフローの柔軟性とパフォーマンスが向上します。これにより、可変印刷定義は固定印刷定義よりも迅速に作成でき、かつ新しく追加されたモデルを、印刷設定を変更することなく自動的に印刷できます。
「MS_PLT_ENABLE_VARIABLE_DEFINITION_MODE」構成変数を使用して、作成する印刷定義のタイプを指定することもできます。詳細については、「印刷定義の作成」を参照してください。 |