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「ラベルを配置」ツールでのセル名のフィルタリング

「ラベルを配置」ツールにセル名フィルタが提供されるようになりました。セル名フィルタを使用すると、セルに挿入されたプレースホルダフィールドタイプによってセルをフィルタすることができます。これは、選択した要素に適用可能な注釈を識別する際に便利です。たとえば、パイプを選択すると、そのパイプに関連付けられている注釈のみが一覧表示されます。

「セル名をフィルタ」アイコンは、「ラベルを配置」ツールの「セル名」ドロップダウンリストの横にあります。
フィルタを使用する一般的な手順は次のとおりです。
  1. 目的の要素のプロパティを持つプレースホルダフィールドを含むお気に入り文字を作成します。たとえば、線分要素の「合計の長さ」プロパティを選択します。
  2. セルモデルにお気に入り文字を配置します。セルファイルがMS_CELLLIST構成変数で参照されていることを確認します。
  3. DGNファイルで、「ラベルを配置」ツールを起動します。

  4. 「セル名をフィルタ」アイコンをクリックします。

  5. 要素を選択します。「セル名」リストは、選択した要素に適用可能なプロパティを持つセルでフィルタされます。この例では、線分要素を選択すると、上で作成したお気に入りがあるセルが一覧表示されます。
  6. 「セル名」ドロップダウンリストから目的のセルを選択し、ラベルを配置します。

適用されたフィルタをクリアするには、「セル名」ドロップダウンリストから「フィルタをクリア」を選択します。

注記: お気に入り文字に複数のプレースホルダフィールドプロパティが含まれている場合は、最初のプレースホルダフィールドのみがフィルタリング対象として評価されます。