MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

「モデル」ダイアログボックス

開いているDGNファイルでモデルの作成、管理、切り替えを行うときに使用します。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。

  • リボン:「作図」 > 「ホーム」 > 「本図」
  • リボン:「作図」 > 「注釈」 > 「本図」
  • リボン:「管理」 > 「ホーム」 > 「本図」
  • ツールボックス:本図ツール
  • 既定のファンクションキーメニュー:<Ctrl+F1>キー

「モデル」ダイアログボックスは、アプリケーションウィンドウの上端または下端に収納できます。

各DGNファイルには、1つ以上のモデルが含まれ、各モデルに、独自のビューが8つ用意されています。モデルは、「デザイン」タイプ(2次元または3次元)、「図面」(2次元)、または「シート」タイプ(2次元または3次元)として作成することができます。シートモデルでは、参照をアタッチして、モデルファイルの図面を作成することができます。「モデル」ダイアログボックスの上部のアイコンを使用して、各種の機能にアクセスすることができます。



設定説明
新規モデルを作成する


「モデルを作成」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスを使用して、開いているDGNファイルに新規モデルを作成することができます。
MODEL CREATE DESIGN [ 名前 ] [ 説明 ]
MODEL CREATE SHEET [ 名前 ] [ 説明 ]
MODEL CREATE DRAWING [ 名前 ] [ 説明 ]
モデルをコピー


「モデルをコピー」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスを使用して、開いているDGNファイルに、リストボックスで選択されたモデルのコピーを作成することができます。
MODEL COPY
モデルのプロパティを編集


「プロパティ」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスを使用して、リストボックスで選択したモデルのプロパティを修正することができます。
モデルを削除


リストボックスで選択されたモデルを削除します。
注記: DGNファイルの作成時に設定される既定のモデルは削除できません。
モデルをインポート


「開く」ダイアログボックスに似た「ファイルからモデルをインポート」ダイアログボックスが開きます。ここで、DGNファイルまたはDWGファイルを選んで、インポートするモデルを選択することができます。「OK」をクリックすると、「モデルを選択」ダイアログボックスが開きます。ここから、開いているDGNファイルにインポートするモデルを選択することができます。
MODEL IMPORT [ ファイル ] [ モデル1 ]
MODEL IMPORT ALL [ ファイル名 ]
注記: Windowsエクスプローラから「モデル」ダイアログにDGNまたはDWGファイルをドラッグし、選択したDGNまたはDWGファイルからモデルをインポートできます。同様に、別の開いているセッションの「モデル」ダイアログから「モデル」リストボックスにモデルをドラッグし、モデルをインポートできます。
シート境界を定義


(アクティブなシートモデルのみ)「シート境界」ツール設定値ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、ペーパーのサイズ(高さと幅)、拡大/縮小、回転、境界線参照ファイルを設定できます。
一覧フィルタ


オンの場合は、リスト列のいずれかに対するフィルタを定義するためのフィルタ行がリストボックスに表示されます。

フィルタを定義するには、目的のフィルタフィールドをクリックして、フィルタパラメータを入力します。フィルタを文字列、整数、またはブール値で定義する方法については、「フィルタの使用」セクションの表を参照してください。一部の列では、フィルタフィールドのブール演算式が、次に示すパラメータを表します。

  • 2次元/3次元
    • 0 - 2次元
    • 1 - 3次元
  • セル
    • 0 - モデルはセルとして配置不可
    • 1 - モデルはセルとして配置可能
  • セルのタイプ
    • 0 - グラフィック
    • 1 - 点
  • 注釈セル
    • 0 - モデルは注釈セルではない
    • 1 - モデルは注釈セル

「タイプ」列の「フィルタ」フィールドをクリックすると、フィルタオプション(「なし」、「デザイン」、「図面」、および「シート」)を含むドロップダウンが開きます。

「モデル」リストボックス 開いているDGNファイルに含まれるモデルを一覧表示します。モデル名の横に表示されるアイコンは、モデルが2次元であるか、3次元であるかを示します。リストボックスで、選択されたモデル名を3回クリックして、モデル名と注記を編集することができます。モデルのプロパティをコピー、削除、調整するためには、最初にモデルを選択する必要があります。ここでモデルをダブルクリックすると、それがアクティブなモデルになります。

リストボックスのタイトル行を右クリックして、メニューから表示するオプションを選択することによって、列の表示をカスタマイズすることができます。次の項目を表示することができます。

  • タイプ - シートモデル、デザインモデル、図面モデルかを示すアイコン。
  • 2次元/3次元 - 2次元モデルか3次元モデルかを示すアイコン。
  • 名前 - モデルの名前。
  • 注記 - モデルの注記。
  • セル - オンの場合は、そのモデルをセルとして配置することができます。
  • セルのタイプ - セルの場合は、セルのタイプ。
  • 注釈セル - オンの場合は、モデルが注釈セルになります。
  • デザインファイル - DGNファイルの場所と名前。
  • シート番号 - 「エクスプローラ」ダイアログボックスの「シートインデックス」タブのようにシート番号が表示されます。シートインデックスのプロパティを変更した場合、このリストボックスオプションの変更を反映するためにシートモデルのプロパティを更新する必要がある場合があります。シートモデルのプロパティを更新するには、「エクスプローラ」ダイアログボックスの「シートインデックス」タブで、シートインデックスを右クリックし、「シートモデルのプロパティを更新」を選択します。
MODEL ACTIVE [ モデル名 ]
「モデル」リストボックスの右クリックメニュー リストボックス内のモデルを右クリックすると、次のオプションが得られます。
  • 開く - 選択したモデルを開きます。
  • シート インデックスから削除 - (シートモデルに対してのみ使用可能)シートインデックスから選択したシートモデルのリンクを削除します。
  • コピー - 「モデルをコピー」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスを使用して、開いているDGNファイルに、リストボックスで選択されたモデルのコピーを作成することができます。
  • 要素にリンクを追加 - 「要素にリンクを追加」ツールを起動します。要素を選択すると、要素にモデルのリンクが追加されます。
  • シートのインデックスに移動 - 「エクスプローラ」ダイアログボックスの「シートインデックス」タブを開き、選択したシートモデルのシートリンクをハイライト表示します。
  • 削除 - 選択したモデルを削除します。
  • 名前を変更 - モデルの名前を変更できます。保存ビューがモデルにアタッチされている場合、モデルの名前を変更すると、保存ビューのリンクは自動的に更新されます。これにより、リンクが無効になるのを防ぎます。また、モデルの名前を変更すると、メッセージセンターに保存ビューの名前とリンクが更新されたファイル名が表示されます。
  • プロパティ - 「プロパティ」ダイアログボックスを開き、選択したモデルのプロパティを表示します。