「印刷スタイル」ダイアログボックスの「枠」タブから「セルから定義」を選択すると、「セルから定義」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスで、座標そのものが印刷範囲になるセルの属性を定義します。

「検索」セクションで、「マスターモデル」や「参照ファイル」をオフにすると、境界線を定義するセルの検索対象を制限することができます。印刷オーガナイザの既定では、境界線を定義するセルを検索する際、各マスターモデルとその参照ファイルがすべて検索対象となります。特定の参照ファイルに検索を絞るには、ファイルの論理名（"border"など）またはファイル名（ドライブ名やフォルダを含まない"border.dgn"など）を「参照」リストボックスに入力します。参照ファイル名に正規表現を使用することもできます。

「セルのプロパティ」セクションの「セル名」リストボックスにセル名を1つ以上、入力する必要があります。参照ファイルと同様に、セル名に正規表現を使用することもできます。

"1つ目の一致セルから1つの印刷定義を作成"を選択した場合は、最初に一致したセルが印刷範囲として使用され、"一致する各セルに1つの印刷定義を作成"を選択した場合は、セルごとに1つずつ印刷定義が作成されます。構成変数MS_PLT_AUTOAREA_RESULT_LIMITは、複数の図形やセルを検索するときに作成される印刷定義の最大数を定義します。既定の制限値は500です。