MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

Issue Resolution Service

Issue Resolution Serviceは、プロジェクトのライフサイクル中に発生する懸案事項を識別して解決するためのクラウドベースのサービスです。このサービスの主な目的は、現場やオフィスで作業間の調整を可能にすることです。MicroStation PowerDraftでは、ProjectWiseプロジェクト(以前はCONNECTEDプロジェクトと呼ばれていた)について、MicroStation CONNECT EditionまたはBentley Navigator(デスクトップ版またはモバイル版)でパンチリストのアイテムとして登録された懸案事項を表示および管理できます。MicroStationでパンチリストの新しいアイテムを作成することもできます。このサービスには「懸案事項を管理」ダイアログボックスが提供されています。MicroStation PowerDraftでこれらのパンチリストのアイテムを表示できるようにするには、ProjectWiseプロジェクトをワークセットに割り当てる必要があります。次の操作を実行することができます。
  • ファイル内の懸案事項の位置にズームインします。
  • パンチリストのアイテムに関連付けられている詳細、参照ファイル、およびコメントを表示します。
  • パンチリストのアイテムに新しいコメントを追加します。
  • パンチリストのアイテムに参照ファイルを追加します。

「懸案事項の解決」グループの「i-modelを再発行」によって、i-modelへのデザインファイルの変換に使用できる「i-modelを発行」ダイアログボックスが開きます。

パンチリストのアイテム

パンチリストのアイテムは、MicroStation CONNECT EditionまたはBentley Navigator CONNECT Editionを使用してドキュメント化されたアイテムに関連付けられている懸案事項です。MicroStation PowerDraft「懸案事項を管理」ダイアログボックスに表示されます(パンチリストの詳細については、Bentley Navigatorのヘルプを参照)。

作業フローでのパンチリストのアイテムタイプの例を以下に示します。

"パイプの現場溶接が不良であり、修復する必要があります。"

参照ファイル

参照ファイルには、ビューのスクリーンショットやモバイルまたはデスクトップアプリケーションからの写真などがあります。参照ファイルは、「懸案事項」ダイアログボックスの「参照ファイル」タブで表示することができます。

次に、Issue Resolution Serviceの作業フローを表す図を示します。

懸案事項の解決作業フロー