「印刷スタイル」ダイアログボックスの「参照」タブでは、印刷時にどの参照をオンにし、オフにするかを定義できます。そのためには、参照上書きエントリを指定する必要があります。

既定では、印刷オーガナイザはデザインファイルで表示されているとおりに参照を印刷します。印刷定義には参照アタッチが保存されていないからです。参照上書きエントリの目的は、必要に応じてこうした既定の動作を無効にすることです。

複数の印刷スタイルで定義された参照上書きエントリは結合されません。したがって、既定の印刷スタイルとプリンタドライバを構成ファイルに割り当てられた印刷スタイルの両方で参照上書きエントリが指定してあるとすると、先に読み取られる既定の印刷スタイルの参照上書きエントリは無視され、後に読み取られるプリンタドライバ構成ファイルに割り当てられた印刷スタイルの参照上書きエントリが使用されます。

「印刷スタイル」で「印刷定義の参照をクリア」チェックボックスをオンにすると、「参照を印刷」リストボックス内の参照の上書きエントリすべてが削除されます。この印刷スタイルを印刷定義のグループに適用すると、参照上書きエントリは一切使用されないことになります。