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画像ファイルの移動、変形、およびサイズ変更

デザインにアタッチされているラスター画像に対して、移動、回転、サイズ変更などの操作を行うことができます。この操作を行うには、「変形(T)」(Transform)ツールを使用します。または、「幾何補正(W)」(Warp)ツールを使用する方法もあります。この方法は、ラスター画像とデザインファイル要素を一致させるときに便利です。

ジオリファレンス情報と配置情報は、ジオリファレンスされたファイルフォーマットに対応するラスターファイルヘッダーに維持されます。ジオリファレンスされていない画像フォーマットの場合、ジオリファレンス情報と配置情報は、シスタファイル内に書き込まれるか、単に画像のデザインファイルアタッチメントに維持されます。変形、鏡映、およびサイズ変更を行うパラメータも、デザインファイルのラスター参照ファイルに格納されます。画像がデタッチされると、これらの設定は削除されます。変形、鏡映、およびサイズ変更設定値を適用するためには、「オプション」 > 「サンプル再抽出」を「はい」に設定した状態で、「ラスターマネージャ」ダイアログボックスで「ファイル」 > 「名前を付けて保存」の順に選択し、新しい画像を保存する必要があります。