DGN、DWG、ラスター、PDFの各ファイルを印刷オーガナイザに追加すると、1つの手順で印刷や再印刷が可能な印刷セット（.pset）ファイルに格納されます。印刷セットファイル内のファイルやモデルは印刷定義として参照され、下図のとおりフォルダとサブフォルダに階層状にグループ化することができます。

各印刷定義は、印刷するファイルへの参照と、ファイルが印刷セット内でどのように発行されるかを決定するプロパティ（サイズ、尺度、フォーム名など）で構成されます。印刷オーガナイザは、固定印刷定義と可変印刷定義という2種類の印刷定義をサポートしています。固定印刷定義と可変印刷定義の詳細については、「印刷定義の種類 」を参照してください。

印刷オーガナイザを使用して次の作業を行うことができます。

• 1つの手順で印刷または印刷セット全体の再印刷をする。
• プロジェクトのライフサイクル中に随時、印刷セットをプレビューする。
• モデル選択方法と枠の作成方法を指定する。
• ペンテーブルやデザインスクリプトを使用して、要素を再記号化する。
• 印刷スタイルを使用して既定のプリンタ定義プロパティ値を適用する。
• Bentley印刷プリンタドライバを選択してファイルに印刷するか、Windowsプリンタドライバを選択して物理デバイスに印刷する。
• アイテムごとに印刷定義プロパティを設定する（1つの印刷セットに別々のペンテーブルを指定するなど）。
• 印刷オーガナイザでは、印刷定義および出力ファイルの名前に、名前付き演算式を使用する。
• ProjectWiseの管理環境に置かれているファイルにアクセスして、印刷セットを作成する。
• 印刷をProjectWise InterPlot Serverに送信する。