MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

AutoCADコマンドの使用

MicroStation PowerDraftには一連のキー入力コマンドが用意されています。これらのコマンドでは、AutoCADコマンドシンタックスを使用してシステム変数を設定したりコマンドを起動したりすることができます。AutoCADに習熟しているユーザーがこれらのキー入力コマンドを使用する場合は、AutoCADシンタックスとMicroStation PowerDraftシンタックスのいずれを使用するかを選択することができます。

AutoCADコマンドおよびシステム変数の入力方法は、以下の3つです。

  • DWGの前記号を入力してから、AutoCADコマンドを入力する。
  • MS_DWG_COMMANDPREFIX構成変数で定義されたコマンド前記号を入力してから、AutoCADコマンドを入力する。既定の前記号は円記号(\)です。
  • コマンド前記号を入力してから、PGPファイルで定義されたコマンドエイリアスを入力する。

次の表に、AutoCADコマンドおよび同等のMicroStation PowerDraftキー入力コマンドの例を示します。

AutoCADキー入力コマンド 同等のMicroStation PowerDraftキー入力コマンド
AutoCADで円を配置するには、キー入力ウィンドウで「CIRCLE」と入力します。 MicroStation PowerDraftで円を配置するには、MicroStation PowerDraftキー入力コマンドPLACE CIRCLEまたは以下の同等のコマンドのいずれかを入力します。
  • DWG CIRCLE
  • \CIRCLE
  • \C(PGPエイリアスC, *CIRCLEを使用)と入力します。
AutoCADでアクティブな線種尺度を2.0に設定するには、「LTSCALE 2.0」または「LTS 2.0」(PGPエイリアスLTS, *LTSCALEを使用)と入力します。 MicroStation PowerDraftでアクティブな線種尺度を2.0に設定するには、MicroStation PowerDraftキー入力コマンドACTIVE LINESTYLE SCALEまたは以下の同等のコマンドのいずれかを入力します。
  • DWG LTSCALE 2.0
  • \LTSCALE 2.0
  • \LTS 2.0

    (PGPエイリアスLTS, *LTSCALEを使用)