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i-modelの発行

i-modelは、オリジナルのデザインファイルから生成されるV8フォーマットのDGNファイルです。発行されるファイルには、オリジナルからグラフィック情報とビジネス/構成要素情報の両方が含まれます。一部のグラフィック情報はより単純なものに変換され、発行されたファイルでより効果的に表現されます。ビジネス/構成要素情報は、オリジナルの作業環境またはWorkSetへのアクセスや、外部プロジェクトデータベースへの接続を必要としない一般的な形式に変換されます。

デザインファイルに参照が含まれる場合、デザインファイルを発行すると複数の.i.dgnファイルが作成されます。マスターファイルが1つと、表示される参照ごとに1つずつです。

発行ファイルでは、デザインファイルのファイル名全体にファイル拡張子.i.dgnが付けられます。たとえば、Elements.dwgという名前のファイルを発行すると、発行されるファイルの名前はElements.dwg.i.dgnとなります。

また、参照を持つファイルを保護されたDGNに発行することもできます。保護されたDGNを発行するには、ユーザーに適切な証明情報(パスワードや証明書)があり、DGNによって"エクスポート"する権限が付与される必要があります。発行プロセスでi-modelへの参照が検出された場合、i-modelは再発行されずに無視されます。ただし、発行ファイルのパッケージが作成されるとき、参照i-modelはパッケージファイルに含まれます。