MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

手動によるSQL文のコミット

ある特定のデータベースのツールやキー入力コマンドを使うと、MicroStation PowerDraftによってSQL文が生成されます。たとえば、結合モードを「新規」に設定して、「アクティブなエンティティをアタッチする」ツールを使用すると、MicroStation PowerDraftがSQL INSERT文を自動的に生成します。

既定では、MicroStation PowerDraftはSQL文をデータベースソフトウェアにすぐにコミットするようになっています。代替モードでは、データベーステーブルへの行の追加が必要な場合にのみ、MicroStation PowerDraftは文をコミットします。行の追加処理は、まずデータベースソフトウェアに、テーブルをロックするように要求します。そして、コミットはこれらのロックを解除するために要求されます。この代替モードは、コミットされていないSQL文を元に戻したい場合に便利です。

注記: 自動コミットモードがオフに設定されている場合は、MicroStation PowerDraftを終了する前にCOMMITを入力する必要があります。そうしなければ、未コミットトランザクションが破棄されます。