リンクとフォルダのプロパティ
「プロパティ」ダイアログボックスの「全般」タブには、リンクおよびフォルダのプロパティが表示されます。このダイアログボックスに表示されるプロパティは、選択したリンクまたはフォルダのタイプに依存します。表示されるプロパティの一覧は、選択したリンクのタイプによって異なります。このダイアログボックスでは、リンクのプロパティの一部を変更することもできます。
- リンクタイプ － 選択したリンクのターゲットであるオブジェクトのタイプが表示されます。有効なリンクタイプは次のとおりです。モデルリンク、参照リンク、ファイルリンク、フォルダリンク、保存ビューリンク、図面境界リンク、構成変数リンク、URLリンク、キー入力コマンドリンク、リンクセットリンク、Microsoft Wordブックマークリンク、Microsoft Word見出しリンク、Microsoft Excelシートリンク、Adobe PDFブックマークリンク。
- リンク名 － 「エクスプローラ」ダイアログボックスの「リンク」タブのリンクに表示される名前が表示されます。「プロパティ」ダイアログボックスで、すべてのリンクタイプのリンク名を変更できます。ただし、リンク名を変更しても、リンク対象は変更されません。
- ファイル名 － 選択したリンクのターゲットであるファイルの名前が表示されます。リンクを作成したときにそのリンクを選択した場合、ファイル名の前に相対パスまたは構成変数が追加されることがあります。相対パスを使用した場合は、ファイルのパスがリンクを含むDGNファイルに対して相対的になります。ファイル名に、DGNファイルのフルパスを含めることもできます。ファイル名を変更するには、新しいファイル名を入力します。「ファイル名」の行を選択すると、右側に「参照」アイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、「デザインファイルを開く」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスでファイルを選択できます。
- リンクセット名 － リンクとして追加されるリンクセットの名前が表示されます。
- フォルダ名 － リンクされているフォルダの名前が表示されます。フォルダ名は変更できます。「フォルダ名」の行を選択すると、右側に「参照」アイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、「フォルダを参照」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスでフォルダを選択できます。
- 構成変数名 － 構成変数の名前が表示されます。
- 構成変数フィルタ — リソースフィルタが表示されます。リソースフィルタは、リソースタイプとオプションのサブタイプで構成されます。フィルタ名は変更できます。
- フルパス － 選択したリンクのターゲットである、DGNファイル、DWGファイル、デザインモデル、図面モデル、シートモデル、参照、保存ビュー、Wordドキュメント、Wordブックマーク、Word見出し、Excelワークブック、Excelワークシート、PDF、PDFブックマーク、フォルダ、またはその他のファイルタイプの場所が表示されます。ファイルが見つからない場合は、リンクが解除され、このテキストボックスは空白になります。ターゲットファイルの検索方法は、参照ファイルの場合と同じルールに基づきます。このプロパティは読み取り専用です。
- リンクセットパス － リンクセットの場所が表示されます。リンクセットパス名は変更できます。
- 名前 － 選択したリンクのターゲットである、デザインモデル、参照（論理名）、保存ビュー、図面境界、構成変数フォルダ、Wordブックマーク、Wordスタイル、Word領域、Excelワークシート、PDFブックマーク、またはフォルダの名前が表示されます。「名前」フィールドで新しい名前を入力するか別の名前を選択することで、モデル、保存ビュー、図面境界、論理名、または構成変数フォルダの名前を変更できます。保存ビューまたは参照の「名前」の行をクリックすると、右側にドロップダウン矢印が表示されます。クリックすると、ファイルに含まれている保存ビューまたは参照が一覧表示されます。ドロップダウンリストから目的の名前を選択します。論理名のドロップダウンリストには、<なし>と呼ばれるオプションがあります。これは、論理名のない参照ファイルを示しています。
- アドレス － 選択したリンクのターゲットである、Webサイトアドレス、E-Mailアドレス、またはキー入力コマンドが表示されます。アドレスは変更できます。