MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

IGES文字の変換

MicroStationフォントにはそれぞれ、フォントライブラリで0~255までの番号が割り当てられます。

MicroStationフォントライブラリ"igesfont.flb"には、IGES規格の文字フォントと同等のフォントが入っています。既定では、IGES規格の文字フォントからMicroStationフォントライブラリ"igesfont.flb"内のフォントへのマッピングは、次のようになります。

標準のIGESフォント MicroStation "igesfont.flb"
1.Standard Block 0.標準
2.LeRoy 3.工業図面表記
17.Century Schoolbook 2.Fancy
18.Helvetica 43.Low Res Filled
1001.Symbol Font 1 15.IGES Symbol Font 1
1002.Symbol Font 16.IGES Symbol Font 2
1003.Drafting Font 17.IGES Symbol Font 3

明示的にマッピングされていないIGESフォントは、MicroStationフォント1(Working)に変換されます。

注記: フォントライブラリ"igesfont.flb"を使用するには、構成変数MS_FNTLBがそのライブラリを指すようにする必要があります。
ヒント: アプリケーションが異なるとフォント規則もさまざまに異なるため、"完全に一致"させることが困難な場合があります。どのフォントマッピングが自分の変換に最も適しているかは、ユーザー自身が状況に応じて判断してください。フォントをできるかぎり正確に変換するには、次のようにしてください。
  • 使用するフォントを、それぞれのパッケージで似た表示になる1つまたは2つのフォントに制限する。
  • "凝った"フォントではなく"単純な"フォントを使用する。
注意: 送信アプリケーションが対応している機能に、MicroStation PowerDraftが対応していないことがあります。たとえば、一部のアプリケーションでは太字の文字属性がサポートされていますが、MicroStation PowerDraftでは文字属性としての太字がサポートされていません。