MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

用紙プロパティの指定

「メイン」タブの「用紙」コントロールを使用して、印刷出力の用紙サイズと向きを変更することができます。また、用紙の端までいっぱい使うかどうかを指定することもできます。

Bentleyのほとんどのプリンタドライバ構成ファイルは、ISO、ANSI、およびArchの用紙サイズに対応しています。Windowsプリンタ以外の場合は、「プリンタドライバ構成」ダイアログボックスの「用紙サイズ」タブで定義された用紙サイズが、「メイン」タブの「用紙サイズ」コントロールに表示されます。

Bentley Windowsプリンタドライバの場合は、選択したWindowsプリンタでサポートされている用紙サイズのリストは、そのプリンタを選択したときにオペレーティングシステムから提示されます。この動作を上書きするには、「プリンタドライバ構成」ダイアログボックスの「用紙サイズ」タブで用紙サイズを定義します。Bentley Windowsプリンタドライバの場合は、オペレーティングシステムの用紙サイズを「用紙サイズ」タブに表示しないようにすることも可能です。「用紙サイズ」タブに定義した用紙サイズだけが「用紙サイズ」コントロールに表示されます。

プリンタドライバ構成ファイルを編集することなく、「用紙サイズ」プロパティのX値とY値をすばやく反転させたいことがあります。この操作を行うには、「向き」を変更します。印刷スタイルの「向き」は、「縦」や「横」に設定することができます。

「フルシート」コントロールを使用すると、印刷可能な範囲を超えて、用紙の端いっぱいまで使用することができます。たとえば、レターサイズの用紙(8.5×11インチ)に印刷する場合、印刷領域は8.167×10.6のようなサイズになっています。「フルシート」をオンにすると、最大印刷サイズはシートサイズである8.5×11インチになります。「フルシート」がオンの場合、用紙の周辺部の印刷不可能な範囲にある幾何は(プリンタによって)切り取られることがあります。