MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Update 14の新機能と改善点

このトピックでは、MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Update 14の新機能と拡張機能の概要について説明します。

ネスト参照内の画層上にジョブを定義する機能

「クラッシュ検出」ダイアログボックス > 「基準」タブ > 「画層」ドロップダウンで、ネスト参照内の画層を表示できるようになりました。ネスト参照内の画層上にジョブを定義することもできます。

作業ページ上のファイルのサムネイルプレビューを非表示にする機能

作業ページに表示されているファイル一覧のサムネイルプレビューを無効にして、バックステージによりすばやく移動できるようになりました。この操作を行うには、「選択事項」ダイアログボックスの「ルックアンドフィール」カテゴリにある「サムネイルビューを非表示」設定をオンにします(「設定」 > 「ユーザー」 > 「選択事項」 > 「選択事項」ダイアログボックス > 「ルックアンドフィール」カテゴリ)。既定の設定値はオフです。

リボンの右上のセクションに再実装されたヘルプへのアクセス

リボンの右上で、CONNECTION Clientのサインインアイコンの横にあるヘルプアイコンからヘルプにアクセスできるようになりました。

テクノロジプレビュー機能について

この更新の一部の機能は、テクノロジプレビューとして提供されます。
注記: このテクノロジプレビューは非公開のソフトウェアサービスおよびアプリケーションであり、評価用に限って使用できます。テクノロジプレビューに関するパフォーマンスを評価する必要がある場合に限り、御社の通常のビジネス環境においてテクノロジプレビューをご使用ください。テクノロジプレビューのパフォーマンスに関する貴重なフィードバックを、ぜひBentleyの担当者にご提供ください。ただし、途中でBentleyから使用中止が要請される場合や、テクノロジプレビューが利用できなくなる旨の通知が送られる場合があります。さらに、フィードバックの提供を受けて、このテクノロジプレビューが事前の通知なしに拡張、更新、または提供中止される可能性があります。これはテクノロジプレビューであるため「現状のまま」で提供され、Bentleyの保証、補償、サポート契約は一切利用できません。

「プロパティ」ダイアログボックスで名前付きプレゼンテーションの要素を追加または削除する機能

「名前付きプレゼンテーション」の要素の追加と削除を「プロパティ」ダイアログボックスから制御できるようになりました。「プロパティ」ダイアログボックスの「名前付きプレゼンテーション」セクションで、値を「True」または「False」に設定することで、選択した要素を名前付きプレゼンテーションに追加したり、名前付きプレゼンテーションから削除したりすることができます。

(Technology Preview) iTwin Synchronizer

You can now use the iTwin Synchronizer to synchronize changes in a design file to an iModel in the iModelHub.This iModel can be accessed and reviewed by your team members from anywhere. iTwin Synchronizer utilizes the iTwin Synchronizer desktop application which is a cloud-based design collaboration tool.You must have the iTwin Synchronizer desktop application installed on your machine to have iTwin Synchronizer enabled in MicroStation PowerDraft.

(テクノロジプレビュー)お気に入り文字マネージャ(アイテムタイプ統合済み)

「お気に入り文字マネージャ」ダイアログボックスでお気に入り文字を作成または管理する際に、「フィールドのタイプ」の「アイテムタイプ」を関連付けられるようになりました。

(テクノロジプレビュー)クイックアクセスツールバーのV8iタスクテーマ

クイックアクセスツールバーの「作業フロー」ドロップダウンメニューの横にある「V8i」ボタンから、V8iタスクのテーマとそのさまざまなスタイルにアクセスできるようになりました。これにより、「タスクのナビゲーション」作業フローに拘束されなくなりました。

テクノロジプレビューからコマーシャル版に移行された機能

以前の更新でテクノロジプレビューモードであった次の機能が、この更新ではコマーシャル版としてリリースされました。
  • ユーザー座標系ライブラリを作成して定義する機能
  • クラッシュ検出
  • コンポーネントセンター

    コンポーネントセンターというクラウドベースのデジタルコンポーネントライブラリおよびカタログ管理サービスを使用して、組織のコンポーネントライブラリを管理できるようになりました。デザインで使用するコンテンツを承認されたさまざまなコンテンツから選択することができます。コンポーネントセンターにはコンポーネントに関連付けられている図形と豊富なデータが参照ファイルおよびURLとともに保存され、それらをコンポーネントのライフサイクルのすべてのフェーズで利用することができます。