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印刷、発行、およびエクスポート

この段階では、シートを印刷または発行したり、モデルをDWGにエクスポートしたりできます。シートはプロットまたは印刷されたり、PDFに変換されたり、i-modelで発行されたりします。

ダイナミックビューのDWGへの保存

DGNファイルをDWGとして保存すると、デザインモデルおよび図面モデルはモデル(モデル空間)として保存され、シートモデルはレイアウト(作図レイアウト)として保存されます。DWGファイルフォーマットでは、1ファイルにつき1つのモデル(モデル空間)と無制限の数のレイアウト(作図レイアウト)を保存できます。ダイナミックビューを含むDGNファイルをDWGに保存すると、次の条件に応じて異なる結果になります。

さまざまなケースとそれぞれの結果について次に説明します。

  1. デザインモデル、図面モデル、およびシートモデルが同じDGNファイル(たとえば、A.dgn)に保存されている場合は、2つのDWGファイルが作成されます。1つはA.dwgであり、デザインモデルがモデル空間として、シートモデルがレイアウトとして保存されます。もう1つはA-drawing.dwgであり、図面モデルがモデル空間として、空白のレイアウトとともに保存されます。
  2. デザインモデルが1つのDGNファイル(たとえば、A.dgn)に保存され、図面モデルとシートモデルが他のDGNファイル(たとえば、B.dgn)に保存されているときに、B.dgnをDWGとして保存した場合は、次のようになります。
    1. 外部参照ファイルの設定値が「統合」である場合は、B.dwgが作成され、図面モデルがモデル空間として、シートモデルがレイアウトとして保存されます。
    2. 外部参照ファイルの設定値が「保持」である場合は、2つのDWGファイル、A.dwgおよびB.dwgが作成されます。A.dwgにはA.dgnのデザインモデルがモデル空間として保存されます。B.dwgでは、A.dwgがモデル空間内で参照され、B.dgnからのシートモデルがレイアウトとして保存されます。
  3. デザインモデル、図面モデル、およびシートモデルが3つの異なるファイル(たとえば、A.dgnB.dgn、およびC.dgn)に保存されているときに、C.dgnをDWGとして保存した場合は、次のようになります。
    1. 外部参照ファイルの設定値が「統合」である場合は、C.dwgが作成され、空白のモデル空間とともに、シートモデルがレイアウトとして保存されます。
    2. 外部参照ファイルの設定値が「保持」である場合は、3つのDWGファイル、A.dwgB.dwg、およびC.dwgが作成されます。A.dwgにはA.dgnのデザインモデルがモデル空間として保存されます。B.dwgでは、A.dwgがモデル空間内で参照されます。C.dwgでは、B.dwgからのモデル空間がレイアウトとして参照されます。
  4. ダイナミックビューでデザインモデルとシートモデルのみが1つのファイル(たとえば、A.dgn)に含まれているときに、A.dgnをDWGとして保存した場合は、A.dwgにデザインモデルがモデル空間として、シートモデルがレイアウトとして保存されます。
  5. ダイナミックビューでデザインモデルとシートモデルが異なるファイル(たとえば、A.dgnB.dgn)に保存されているときに、B.dgnをDWGとして保存した場合は、次のようになります。
    1. 外部参照ファイルの設定値が「統合」である場合は、B.dwgに空白のモデル空間とともにシートモデルがレイアウトとして保存されます。
    2. 外部参照ファイルの設定値が「保持」である場合は、2つのDWGファイル、A.dwgおよびB.dwgが作成されます。A.dwgにはA.dgnのデザインモデルがモデル空間として保存されます。B.dwgでは、A.dwgがレイアウトとして参照されます。

詳細については、「DWGファイルへの保存」を参照してください。