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レイアウトプロパティの指定

「メイン」タブの「レイアウト」コントロールでは、単位、サイズ、尺度、鏡映、枠の向き、回転、および基準点を指定することができます。

プリンタの単位およびDGNファイル単位は、常に同じというわけではありません。「単位」コントロールでプリンタの単位を変更することができます。単位の種類としては、インチ、フィート、mm、cm、dm、mがあります。

「サイズと尺度」コントロールを使用して、Xサイズ(横)、Yサイズ(縦)、および尺度を設定したり、印刷範囲を選択したビューや枠に合わせて最大化したりできます。さらに、異尺度変更または異尺度変更サイズを設定することもできます。

印刷オーガナイザでは、X軸とY軸を基準にして印刷出力を鏡映できます。この項目は、透明な出力媒体または半透明な出力媒体に印刷する場合などに便利です。X軸を基準にプロットデータを鏡映すると、画像の横方向の中心線を境にデータを"反転"し、上下対称のデータが作成されます。同様に、Y軸を基準にプロットデータを鏡映すると、縦方向の中心線を境にデータを"反転"し、左右対称のデータが作成されます。鏡映を選択しても、印刷のサイズや尺度は変わりません。

「枠の向き」項目を使用して、枠の長辺の向きをプリンタのX軸またはY軸に合わせることができます。レンダリングされず、カメラ定義を含まない印刷の場合は、0~360度の範囲で回転を指定できます。レンダリング印刷またはカメラ定義を含む印刷の場合は、直交回転のみが許可されます。

ページの印刷可能範囲における印刷出力の基準点や中心も指定できます。基準点を使用すると、印刷可能な範囲の左下端からページ左下端までの縦横の距離を、プリンタ単位で設定できます。