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リスト式

リスト式は、文字列や数字が指定されたリスト内に存在するかどうかを判別するために使用されます。たとえば、画層15、23、および45のすべての要素の色を赤に変更する場合、次に示すとおり、値がリストに含まれていることを判別する.in.演算子とリスト式を使用できます。

if (level .IN. 15, 23, 45) then      
	color = "red" 
 endif

また、値がリストに含まれていないことを判別する.NI.演算子もあります。

リスト内に整数と実数を共存させることはできますが、数字や文字列を混合させることはできません。また、リスト演算子の両方のオペランドは同じタイプである必要があります。cellnameのように値が文字列であるキーワードを、文字列のリストに含めることもできます。

連続する数字を次の表記法で示すことができます。

number1 - number2

この式は、number1とnumber2が両方とも整数である場合、number1からnumber2までのすべての整数をリストに含めるよう指定しています。どちらかの値が実数である場合、number1以上の値で、かつnumber2以下の値がすべてリストに含まれます。次に示すのは有効なリスト式の例です。

例:

type .IN. cell, text_node, connected_string, complex_shape
level .NI.5-10, 16, 48-53
color .IN.1, 8, 12, 30-39