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経度と緯度の表記

地理座標系がモデルに割り当てられている場合、その座標系が「補助座標」ダイアログボックスに表示されます。地理座標系をアクティブな補助座標系に指定すると、緯度および経度フォーマットでデータを入力したり、座標値表記を設定して経度および緯度を表示したりすることができます。

緯度および経度座標の表記を確認するには、「SET TPMODE ACSLOCATE」とキー入力するか、ステータスバーを右クリックして「座標を実行中」をオンにします。座標をクリックし、「補助座標系の位置」を選択します。試験的に適当な点を入力した場合にも、その点の表記として緯度および経度が表示されます。

緯度および経度の値のモード、精度、および形式は、「デザインファイルの設定」ダイアログボックスの「角度表記」と「作業単位」で制御することができます。

データ点を緯度および経度で入力するには、アクティブな補助座標系を地理座標系に設定し、POINT ACSABSOLUTEキー入力コマンドを使用して、次のフォーマットのいずれかで緯度および経度を入力します。

  • 12.345=12.345度
  • 12^34.5=12度34.5分
  • 12:34.5=12度34.5分
  • 12d34.5=12度34.5分
  • 12d34.5m=12度34.5分
  • 12:34’56.7=12度34分56秒
  • 12:34’56.7”=12度34分56秒
  • 12:34:56.7=12度34分56.7秒
  • 12d34m56.7=12度34分56.7秒
  • 12d34m56.7s=12度34分56.7秒

負の経度は西半球に位置していることを表し、負の緯度は南半球に位置していることを表します。