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アイテムタイプ

アイテムタイプを作成し、これに基づいてDGNファイル内のオブジェクトや要素にアイテムをアタッチすることができます。作成後は、対象オブジェクトや要素の他のプロパティとともに、アイテムのプロパティが「プロパティ」ダイアログボックスに表示されます。

アイテムタイプを使用して、プロパティ形式で要素に関する情報を格納することができます。次の例は、アイテムタイプとアタッチされたアイテムを使用できるケースを示しています。
  • アイテムは、セルライブラリ内のモデルにアタッチすることができます。そのモデルをセルとして配置するたびに、アタッチされているアイテムが新しいセルにコピーされます。
  • アイテムは、要素テンプレートにアタッチすることができます。要素テンプレートを使用するたびに、テンプレートのアイテムのコピーが新しい要素にアタッチされます。
  • アイテムタイプ内のプロパティを使用して、要素またはオブジェクトのラベル作成やレポートを実行でき、それらの表示を変更できます。
  • 現実にアイテムタイプを適用できる例として、ドアスケジュールや標識レポートなどがあります。

「アイテムをアタッチ」ツールを使用すると、アイテムを要素にアタッチすることができます。

「アイテムをデタッチ」ツールを使用すると、アイテムを要素からデタッチすることができます。

「アイテムタイプ」ダイアログボックスでは、アイテムタイプの作成と管理を実行できます。

タグセットからアイテムタイプへのアップグレード

古いタグセットをアイテムタイプにアップグレードすることもできます。タグセットをアップグレードすると、タグセット内のタグがアイテムタイプのプロパティに変換されます。要素にアタッチされていたタグセットは、アイテムに変換されて要素にアタッチされます。モデルに表示されているタグ要素は、アイテムタイプのプロパティを示すテキストフィールドに変換されます。

タグセットに含まれる関連性のないタグは、アイテムタイプにアップグレードされません。

タグセットに関連性のないタグが含まれていなければ、アップグレード後にタグセットが削除されます。

「タグセットをアップグレード」ダイアログボックスから、タグセットをアップグレードできます。