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多円錐図法

アメリカ多円錐図法と呼ばれるこの図法は、長い間、米国の大縮尺地図の標準図法でした。この図法は、1819年に米国沿岸測量所の初代責任者F. H.ハスラーが開発し、1950年代まで広く使用されていました。正積図法と正角図法の折衷案として作成された多円錐図法では、中央子午線の周囲で歪みが小さくなります。中央子午線は直線として投影され、他のすべての子午線は複合極線になります。緯線は中心が同じではない円弧になります。ただし、赤道は直線になります。米国では、多円錐図法は米国SP座標システムに一般に組み合わされる横メルカトル図法やランベルト正積方位図法に置き換えられています。