MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

保存ビューの適用

保存ビューを、選択したビューまたは開いているすべてのビューに適用するときに使用します。

このツールには、次からアクセスすることができます。

  • リボン:「作図」 > 「ビュー」 > 「保存ビュー」
  • ツールボックス:保存ビュー


MicroStation PowerDraft V8iより前のエディションで作成した保存ビューをインポートして適用する場合、ビュー表示が正しく表示されないことがあります。

キー入力: NAMEDVIEW ATTACH [ view_number ] [ view_name ]
キー入力: VIEW [ view_name ] [ ,view_number ] [ switches ]
キー入力: VI= [ view_name ] [ ,view_number ] [ switches ]
設定説明
保存ビュー 保存ビューを選択することができます。
開いているすべてのビューに適用 オンの場合、開いているすべてのビューに保存ビューが適用されます。
ウィンドウ
  • アスペクト比 - 保存ビューの縦横比を維持します。
  • サイズ - 実寸(1:1の比率)を維持します。
  • サイズと位置 - 実寸および正確な位置を維持します。
NAMEDVIEW ATTACHOPTS WINDOW < NONE | ASPECTRATIO | SIZE | SIZEANDPOSITION >
カメラの位置 カメラを正確な位置および方向に配置します。
NAMEDVIEW ATTACHOPTS CAMERAPOSITION < ON | OFF | TOGGLE >
ビュー属性 保存ビューの「表示属性」を使用できます。
NAMEDVIEW ATTACHOPTS VIEWATTRIBUTES < ON | OFF | TOGGLE >
切り取り領域 クリップボリュームを使用できます。
NAMEDVIEW ATTACHOPTS CLIPVOLUME < ON | OFF | TOGGLE >
モデル 作成元のモデルに保存ビューを適用します。
NAMEDVIEW ATTACHOPTS MODEL < ON | OFF | TOGGLE >
画層 保存ビューでオンにしたレベルのみを使用して、それ以外のレベルをすべてオフにします。画層のオン/オフ状態が、選択したビューウィンドウに対してのみ適用され、全体表示には適用されません。
NAMEDVIEW ATTACHOPTS LEVELS < ON | OFF | TOGGLE >
参照設定値 マスターモデルの主な参照またはネスト参照のビュー表示と参照表示状態を使用できます。
NAMEDVIEW ATTACHOPTS REFSETTINGS < ON | OFF | TOGGLE >
注記: ファイル内にある1つのモデルを使用して作成された保存ビューを別のモデル内のビューに適用してしまうと、「参照設定値」オプションが処理されなくなります。
保存ビューの名前にスペースが含まれる場合、キー入力コマンドでは名前を二重引用符で囲む必要があります。たとえば、ビューの名前が「My View」の場合は、キー入力コマンド「VI=“My View”」を使用します。

保存ビュー名に二重引用符が含まれている場合は、二重引用符の前に円記号を追加する必要があります。次の例では、ビュー名に二重引用符とスペースが含まれています。ビュー名が「Scale 1/4" =1'」の場合は、キー入力コマンド「VI=“Scale 1/4\" = 1'”」を使用します。

このキー入力コマンドのシンタックスでは、次のスイッチが使用できます。スイッチが指定されていない場合は、既定のオプションである「カメラの位置」、「画層」、「ビュー属性」が使用されます。

スイッチ 説明
-p 「保存ビュー」ダイアログボックスの現在の選択事項を使用します。他のスイッチは無視されます。
-c カメラ位置を適用
-a ビューの属性を適用
-v 切り取り領域を適用
-l 画層を適用
-r 参照設定値を適用
-wa ウィンドウのアクペクト比を適用
-ws ウィンドウのサイズを適用
-wp ウィンドウのサイズと位置を適用

例:

  • VI=“My View” - 既定のオプションが使用され、「My View」が適用されます。ビューを選択するためにデータ点の入力を求めるメッセージが表示されます。
  • VI=“My View”,2 - 既定のオプションが使用され、2番目のビューに対して「My View」が適用されます。
  • VI=“My View”,2 –p - 現在の選択事項が使用され、2番目のビューに対して「My View」が適用されます。
  • VI=“My View”,2 –l - 2番目のビューに対して、「My View」の画層の設定値のみが適用されます。
  • VI=“My View”,2 –cv - 2番目のビューに対して、「My View」のカメラの位置と切り取り領域が適用されます。
  • VI=“My View”,2 –cv –wa - 2番目のビューに対して、「My View」のカメラの位置と切り取り領域が適用され、ビューウィンドウに保存ビューのアスペクト比が適用されます。
  • VI=“My View”,2 –cavlr –wp - 2番目のビューに対して、「My View」のビューの設定値がすべて適用されます。