MicroStation PowerDraft CONNECT Edition Help

「高度な検索」ダイアログボックス

それぞれのタブに表示する特定のファイルまたはアイテムのリポジトリを検索するためのクエリを定義する場合に使用します。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。
  • 「エクスプローラ」ダイアログボックス:「ファイル」、「アイテム」、または「リソース」タブで、「高度な検索」アイコンをクリックします
キー入力: DIALOG ADVANCEDSEARCH OPEN
設定説明
新規 新規クエリを開始するためにフィールドをクリアします。
開く 既に保存されているクエリを選択できるダイアログボックスが開きます。
保存 .ecquery.xmlファイル拡張子を付けてクエリを保存できるダイアログボックスが開きます。
検索対象 「検索対象」セクションでは、クエリを行うオブジェクトを定義します。リストからアイテムを選択するか、フィールドに直接アイテム名を入力します。フィールドに文字を入力すると、フィルタされたオブジェクトのリストが表示されます。オブジェクトをダブルクリックすると、クエリにアイテムが追加されます。

クエリフォームでは、共通のプロパティを持つアイテムや、複数タイプのアイテムのクエリをサポートしています。これらのタイプのクエリはプロパティベースのクエリと呼ばれ、「検索対象」オプションメニューから<共通プロパティ別のアイテム>または<複数タイプのアイテム>のいずれかを選択すると開始します。

「検索対象」フィールドで<共通プロパティ別のアイテム>または<複数タイプのアイテム>を選択すると、「アイテムを追加または削除」ダイアログボックスが開き、検索対象にアイテムを追加したり、対象からアイテムを削除したりできます。ダイアログの「検索の概要」セクションで「アイテム」をクリックしても同じ結果が得られます。

アイテムのサブタイプを結果に含めます。


このアイコンをクリックすると、アイテムのサブタイプまたは派生タイプが検索結果に含まれます。たとえば、要素タイプに関係なく、赤色の要素をすべて検索するとします。「検索対象」ドロップダウンリストから「要素」を選択してこのアイコンをオンにすると、このような色の条件を追加することができます。検索結果には、要素タイプに関係なく、すべての赤色の要素が一覧表示されます。
検索で選択対象となるプロパティの追加および削除


「追加するプロパティ」ダイアログボックスを開きます。ここでは、検索に関連するオブジェクトのプロパティを追加したり削除したりできます。ダイアログの「検索の概要」セクションで「これらのプロパティを含む」をクリックするのと同じです。
検索のソート順の定義


「ソート順を選択」ダイアログボックスが開き、検索結果のソートオプションを設定できます。ダイアログの「検索の概要」セクションで「ソート済み」をクリックするのと同じです。
Where...(ドロップダウンメニュー) ドロップダウンメニューに、プロパティ別またはリレーション情報ごとの検索オプションが表示されます。
  • プロパティ値 - オブジェクトのプロパティ情報と検索に関連する条件を入力できます。


  • 関連アイテム - 検索するオブジェクト間のリレーション情報を追加することができます。


<name> ドロップダウンメニューには、利用可能なプロパティがアルファベット順に表示されます。選択するプロパティの最初の文字を入力すると、選択した文字で始まるプロパティの最初のインスタンスに移動します。同じ文字を繰り返し入力すると、入力した文字で始まる次のプロパティに進みます。
<条件> ドロップダウンメニューに演算子の選択肢が表示されます。

"in""like""not in"以外はよく知られている演算子です。"in"は、選択したプロパティの値が指定した文字列の範囲内にあることを表します。"like""equal to"と似ていますが、複数文字の場合はワイルドカード文字「*」(アスタリスク)、1文字の場合は「%」(パーセント)を使用します。プロパティ値にワイルドカード文字が実際に含まれている場合、"equal to"演算子が必要です。

"not in"を選択すると、省略記号(…)ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると「値の一覧を作成」ダイアログボックスが開き、検索から除外する値のリストを作成できます。



除外する値の追加(または削除)が完了してから「OK」をクリックすると、除外される値が「高度な検索」ダイアログボックスの値フィールドに表示されます。



<値> フィールドに値を入力します。
Where(ボタン) (「Where」ドロップダウンリストから「関連オブジェクト」が選択されているときのみ使用可)「Where節を作成」ダイアログボックスが開き、リレーションに条件情報を追加できます。
検索に追加 ダイアログボックスの下部にある「検索の概要」ボックスに条件を追加します。「検索の概要」ボックスで「編集」が選択されている場合、「承認」および「キャンセル」オプションが「検索に追加」に取って代わります。
クリア <名前>、<条件>、<値>フィールドをクリアします。
グループ 検索条件をグループ化することができます。1つ以上の条件をグループ化するには、まず「検索の概要」で連続した条件を選択してから、「グループ」ボタンをクリックします。始めと終わりの括弧がグループに追加されます。グループのネストがサポートされています。
グループ解除 検索条件をグループ解除することができます。グループ解除を行うには、グループの始めと終わりの括弧のいずれかを選択します。グループのすべての条件がハイライトされます。「グループ解除」ボタンをクリックします。グループの始めと終わりの括弧が削除されます。グループのネストの削除がサポートされています。
削除


検索条件を削除することができます。条件を削除するには、「検索の概要」で条件を選択してから「削除」ボタンをクリックします。グループから最後に残った条件が削除されると、グループは自動的に削除されます。
編集 検索条件を編集することができます。条件を編集するには、「検索の概要」で条件を選択してから「編集」ボタンをクリックします。最初に条件を生成したパネルが、適切なフィールドが入力されて「所属」 セクションに表示されます。パネルで条件情報を変更し、「所属」セクションで「承認」をクリックすると、新しい値が「検索の概要」に表示されます。
上に移動 一度に1つの条件が上に移動します。「検索の概要」で条件を選択してから、選択した条件を必要な位置へドラッグします。条件をドラッグしている間、挿入行が表示され、ドロップすると条件の位置が指定されます。また、「検索の概要」で条件を選択してから「上に移動」ボタンをクリックし、条件を移動することもできます。グループから最後に残った条件を移動すると、移動処理後、グループは自動的に削除されます。
下に移動 一度に1つの条件が下に移動します。「検索の概要」で条件を選択してから、選択した条件を必要な位置へドラッグします。条件をドラッグしている間、挿入行が表示され、ドロップすると条件の位置が指定されます。また、「検索の概要」で条件を選択してから「下に移動」ボタンをクリックし、条件を移動することもできます。
プロパティの選択 既定では、すべてのオブジェクトのプロパティと関連プロパティがクエリから返されます。クエリが返す個別のプロパティと関連プロパティを選択できます。「検索の概要」にある「これらのプロパティを含む」ハイパーリンクをクリックすると、「追加するプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。クエリから返されるプロパティを追加または削除することができます。
「ファイル」>「新規」 クエリフォームに現在表示されているクエリをクリアします。「検索対象」と「条件」のセクションがクリアされ、「検索の概要」に追加された条件情報が削除されます。
「ファイル」>「開く」 以前に保存されたクエリファイルを開きます。Windows標準のファイルを開くダイアログボックスが表示されます。クエリフォームには、保存されたとおりの順序で条件の情報が表示されます。
「ファイル」>「保存」 クエリをファイルに保存します。Windows標準のファイルを保存するダイアログボックスが表示されます。ファイル名を入力し、ファイルを保存します。
「ファイル」>「名前を付けて保存」 クエリを別のディレクトリに、別の名前で保存します。
「ファイル」>「閉じる」 ダイアログボックスを閉じます。
「ツール」>「オプション」 「オプション」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスから、「検索の概要」に条件が追加されたときに適用される既定の論理演算子(And/Or)を定義できます。
「ツール」>「ツールバー」 「高度な検索」ダイアログボックスの上部にあるツールバーの表示をオンまたはオフにします。