MSCATALOG 構造
MSCATALOGテーブルの構造は次のとおりです。
列 | タイプ(幅) | 説明 |
---|---|---|
tablename | char(32) | テーブル名 |
entitynum | number(10) | 一意のエンティティ番号またはテーブル番号 |
screenform | char(64) | スクリーンフォーム名 |
reporttable | char(64) | レポートテーブル名 |
sqlreview | char(240) | 既定のSQL文の確認要求 |
fencefilter | char(240) | 既定のSQL枠フィルタ |
dastable | char(32) | 表示属性テーブル名 |
formtable | char(64) | スクリーンフォームを特定するためのテーブル(オプション) |
tablename列
MSCATALOGテーブルのtablename列には、要素に結合されるデータベース内のテーブルの名前が含まれます。テーブル名は、要素に結合する前にtablename列に追加しておく必要があります。この列は、MSCATALOGテーブルの必須エントリです。
entitynum列
特定のテーブルのMSCATALOG行のentitynum列には、テーブルのエンティティ番号が含まれます。エンティティ番号は、データベース内のテーブルを一意的に識別する1~65535の正の整数です。デザインに使用するテーブルごとに一意のエンティティ番号を付ける必要があります。この列は、MSCATALOGテーブルの必須エントリです。
screenform列
特定のテーブルのMSCATALOG行のscreenform列は、テーブル内の行に結合された要素のデータベース属性を確認するために、VSQLを使用している場合にVSQL確認キー入力コマンド(VSQL REVIEW)と組み合わせて使用する既定のスクリーンフォームを指定します。オプションのformtable列がMSCATALOGに存在する場合は、既定のスクリーンフォームの代わりに使用する保存済みのVSQLフォームを特定するためにその列が調べられます。screenform列は、formtableが空の場合の確認と編集の両方で使用されます。この列は、MSCATALOGテーブルのオプションエントリです。
reporttable列
特定のテーブルのMSCATALOG行のreporttable列には、テーブル内の行に結合された要素のデータベース属性をレポートするために、「レポートテーブルを作成」ツールを使用して作成可能なレポートテーブルの名前が含まれます。通常、この列は ACTIVE REPORT(RS=) キー入力コマンドを使用してロードされますが、手動で入力することもできます。この列は、MSCATALOGテーブルのオプションエントリです。
sqlreview列
特定のテーブルのMSCATALOG行のsqlreview列には、テーブル内の行に結合された要素のデータベース属性を確認するために、要素のデータベース属性データを表示するツールを使用して実行されるSQL SELECT文が含まれます。このSQL文が正しく入力されなかった場合、または列エントリに空欄が含まれる場合は、データベース結合の確認時に「SQL文の確認」ウィンドウが空白になります。このフィールドを空にした場合は、既定のSQL文(Select * From <テーブル名>が実行されます。通常、この列は ACTIVE REVIEW(RA=) キー入力コマンドを使用してロードされますが、手動で入力することもできます。この列は、MSCATALOGテーブルのオプションエントリです。
fencefilter列
特定のテーブルのMSCATALOG行のfencefilter列には、テーブル内の行に結合されたどの要素が枠操作で選択されるかを決定するSQL SELECT文が含まれます。この列を正しく機能させるには、 DEFINE SEARCH(DS=) キー入力コマンドでロードする必要があります。この列は、MSCATALOGテーブルのオプションエントリです。