ユーザー選択事項の改良点は次のとおりです。
「言語」カテゴリの選択事項
選択事項に「言語」カテゴリが新しく追加されました。このカテゴリのコントロール項目では、言語を選択できます。
「ルックアンドフィール」カテゴリの選択事項
「ルックアンドフィール」カテゴリに、次の設定値が追加されました。
- 「ファイル名をハイライト表示」 - オン(既定)にすると、「ファイルを開く」ダイアログボックスで最後に開いたファイルがハイライト表示されます。大きいファイルは一部のウイルススキャナでスキャン対象とされる場合があることに注意してください。
- 「取り出されたダイアログを復元」 - オンにすると、「参照」ダイアログボックス、「モデル」ダイアログボックス、「保存ビュー」ダイアログボックスなどの非モーダルダイアログが、最後に終了したデザインセッションで開いていた場合、新規セッションでも開きます。
「ルックアンドフィール」カテゴリから、次の設定値が削除されました。
- 「ダイアログフォント」と「フォント」設定値 - MicroStationでは、Windowsのフォントとフォントサイズが使用されるようになりました。
「操作」カテゴリの選択事項
「操作」カテゴリに、次の設定値が追加されました。
- 「線属性をByLevelに同期」 - オンにすると、別のモデルまたはビューグループを開いたとき、アクティブな色、線種、および線幅がByLevelに設定されます。
「操作」カテゴリから、次の設定値が削除されました。
「ポジションマッピング」カテゴリの選択事項
「ポジションマッピング」カテゴリで、次の設定値が追加または更新されました。
- 「属性および本図」 - 「属性および本図」リボングループに割り当てるキーを設定します。既定では、「属性」グループには<A>キーが、「本図」グループには<S>キーが割り当てられています。
- 「タスクおよびリボン」 - 「タスクおよびリボン」グループに割り当てるキーを設定します。
- 「メニューおよびポップアップ」 - リボングループとツールボックスに対して生成されるメニューおよびポップアップのキーを設定します。
「ポジションマッピング」カテゴリから、次の設定値が削除されました。
「レンダリング」カテゴリの選択事項
「選択事項」ダイアログボックスに「レンダリング」カテゴリが新しく追加されました。以前「Luxologyレンダリング選択事項」ダイアログボックス内にあったレンダリング設定値のコントロールで構成されています。
「リボン」カテゴリの選択事項
「選択事項」ダイアログボックスに「リボン」カテゴリが新しく追加されました。リボンの選択事項を設定するために使用するコントロールで構成されています。
「スペル」カテゴリの選択項目
「スペル」カテゴリに、次の設定値が追加されました。
- 「大/小文字の区別」 - 固有名詞など、辞書の単語の一部は大/小文字を区別するフラグが付いています。このオプションがオンの場合、スペルチェッカーは辞書の大/小文字の区別をすべて無視します。
- 「繰り返された単語」 - 行内で同じ単語が複数回繰り返されている場合、このオプションを使用することで、繰り返しをスペルの誤りとして報告できます。
- 「パス、URL、およびE-Mailアドレス」 - 単語がファイルパス、URL、またはE-Mailアドレスを思われる場合、その単語を無視します。
「文字」カテゴリの選択項目
「文字」カテゴリに、次の設定値が追加されました。
「文字」カテゴリから、次の設定値が削除されました。
- 一行でも文字ノードを維持
- 最小文字
- テキストエディタスタイル
- 不明なフォント