結合モード |
「結合モード」を設定します。結合モードは、アクティブなエンティティが要素と結合されるときにどのように扱われるかを決定します。次の表は、選択可能な結合モードとその特性についてまとめたものです。
結合モード |
行の挿入 |
注記 |
なし |
なし |
結合は確立されません。 |
新規 |
あり |
結合のたびに新しい行が追加されます。デザイン内の要素に行を結合することはできません。ほとんどのアプリケーションで最も一般的な結合モードです。このモードでは、アクティブなエンティティは"プロトタイプ"行と考えることができます。結合が作成されるたびに、アクティブなエンティティがコピーされ、新規の行としてデータベースに挿入されます。その後、この新規行に要素が結合されます。 |
情報 |
なし |
「複製」と同じです。アプリケーションから使用できる情報プロパティビットが設定されます。 |
複製 |
なし |
同一のアクティブエンティティからの結合が、すべて同じ行を指します。このモードは、特定の行タイプの個々のインスタンスではなく、行のタイプだけに要素を関連付ける必要があるときに役立ちます。 |
「結合モード」を選択すると、設定した結合モードがステータスバーに表示されます。「結合モード」を変更した場合、アクティブなエンティティを再定義する必要があります。
ACTIVE
LINKAGE
[
DUPLICATE |
INFORMATION |
NEW |
NONE
]
|
フォーム |
MicroStationでは、「スクリーンフォーム」に設定すると、データベーススクリーンフォームツールが使用可能になります。データベースインターフェイスが構成されていない場合、このオプションメニューは淡色表示され選択できません。MicroStationでは、「なし」(既定)に設定した場合、スクリーンフォームツールは使用不可になります。「要素のデータベース属性データを表示する」ツールは、mscatalogのsqlreviewの列で指定されたSQL SELECT文を使用し、表示属性をロードするツールは、表示属性テーブルのsqldas列で指定されたSQL SELECT文を使用します。
FORMS
[
OFF |
ON
]
|
表示属性のタイプ |
データベース行に結合された文字ノードに表示属性をロードするためのSQL SELECT文またはスクリーンフォームを識別する整数値です。表示属性タイプ、SELECT文、およびスクリーンフォーム間のマッピングは、表示属性テーブルに格納されています。ゼロの値は、文字ノードの表示属性タイプをなしにします。
ACTIVE
DATYPE
value
DA=
[
値
]
|
結合レコード消去 |
オンに設定すると、データベース行は、その行と結合された要素が「要素削除」または「枠内要素を削除」ツールによって削除されたとき、または「データベース結合をデタッチする」または「枠内要素からデータベース結合をデタッチする」ツールによってデタッチ(結合解除)されたときに削除されます。
SET
DELETE
[
OFF |
ON
]
|
レコードの確認表示 |
オフ(既定)の場合、「表示可能な属性データをアタッチする」ツールまたは「アクティブなエンティティをグラフィックで定義する」ツールを使ったときに、MicroStationは、指定された要素にアタッチされた最初のデータベース行しか処理しません。多くの場合、1つの要素には1つの行だけが結合されます。 このオプションをオンに設定すると、データベースの各行が連続的に表示され、MicroStationがユーザーの承認を待つようになります。
SET
CONFIRM
[
OFF |
ON
]
|