ディレクトリ構造によって、更新が容易になり、製品の再インストール時のデータの上書きの可能性が低減されます。
MicroStationの既定のインストール先ディレクトリは、C:\Program Files\Bentleyです。
既定では、作業環境およびワークセットを格納する構成ディレクトリは、C:\ProgramData\Bentley\<product_name> <product_version>にインストールされます。
ユーザーデータ用のディレクトリ
%LOCALAPPDATA%\Bentley\<product_name>\<product_version>\ディレクトリは、ユーザーに一意であるBentley製品に固有のデータのローカルな保存場所です。このディレクトリの場所は、_USTN_HOMEROOT変数で定義されます。
注記: ユーザーファイルは、ユーザー間で共有したり、ネットワークドライブ上でアクセスしたりしないことを強くお勧めします。ネットワーク上で同じ構成を使用すると複数のユーザーにとってメリットがありますが、
%LOCALAPPDATA%\Bentley\<product_name>\<product_version>\が個々のローカルコンピュータまたはワークステーションに存在する必要があります。
"Documentation"ディレクトリ
このディレクトリには、製品ドキュメントファイルが保存されます。
MicroStationドキュメントの既定のインストール先ディレクトリは、次のとおりです。
C:\ProgramData\Bentley\Documentation\MicroStation\<product_version>\<language>\htm
"Program"ディレクトリ
このディレクトリには、製品が既定の構成で動作するために必要なファイルが保存されます。このディレクトリにインストールされるファイルには、製品のシステムファイル、ライセンスファイル、およびエンジニアリング構成システムファイル(インストールされた場合)が含まれます。
MicroStationのプログラムファイルの既定のインストール先ディレクトリは、 C:\Program Files\Bentley\MicroStation <version_number>\MicroStation. です。
次のサブディレクトリが含まれています。
- Assemblies
- config
- Default
- Docs
- ECSchemas
- en
- Gdal_Data
- GeoCoordinateData
- アイコン
- Mdlapps
- Mdlsys
- Notices
- リボン
"コンフィギュレーション"ディレクトリ
"コンフィギュレーション"ディレクトリは、ユーザーがネットワーク化された環境で作業環境とWorkSetを作成および保守する場所です。
データを共有し、作図標準の使用とデスクトップ上での製品の表示を開発、維持、および適用するには、ユーザーデータファイルをWorkSetディレクトリに保存するか、共有ネットワークリソースに保存する必要があります。
構成ディレクトリは、既定でC:\ProgramData\Bentley\<product_name> <product_version>にインストールされます。