セルをDWGファイルのブロックに保存する場合に、ブロックエンティティ(セル内要素)がByBlockに設定されるようにプロパティを指定します。これらのオプションは、すべてのブロックエンティティ(要素)でそのプロパティに同じ値が設定されている場合のみ適用されます。 DWGフォーマットでは、どのエンティティでも(MicroStationのByCell設定によって)に画層、色、線種、線幅プロパティをByBlockに設定することができます。エンティティがブロックの一部になり、ブロックが図面に挿入される場合、ブロック内のエンティティは、現在のプロパティ設定値を継承します。
たとえば、DGNファイルをDWGに保存すると、赤い要素が3つあるセルは、3つのブロックエンティティがあるブロックになります。このオプションがオンの場合、これらの各エンティティの色プロパティはByBlockに設定されます。AutoCAD内の図面にブロックが挿入されると、常にブロックエンティティは現在の色設定を継承します。
ByBlockプロパティを使用するデメリットは、ブロックをDWGファイルに挿入した後でプロパティ値を変更できないことです。
- 画層(画層0) - ブロック内エンティティの画層プロパティをByBlockに設定します。
- 色 - ブロック内エンティティの色プロパティをByBlockに設定します。
- 線種 - ブロック内エンティティの線種プロパティをByBlockに設定します。
- 線幅 - ブロック内エンティティの線幅プロパティをByBlockに設定します。
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