朱入れファイルの使用
MicroStationでは、朱入れファイルを表示することができます。
朱入れファイルとは、Bentley Redlineを使用して作成された参照ファイルのことです。RDL_DIR構成変数は、朱入れファイルのディレクトリの場所、ルートファイル名、および拡張子を示します。既定で、次の基準を満たす朱入れファイルは、元々、Bentley Redline内でアタッチされていたモデルがMicroStationでアクティブにされたときに自動的にそのモデルにアタッチされます。
- 朱入れファイルは、開いているDGNファイルまたはDWGファイルと同じディレクトリに格納されます。
- 朱入れファイルには、".rdl"という拡張子が付けられます。
- 朱入れファイルの名前は、開いているDGNファイルまたはDWGファイルの名前と同じか、それらのファイル名に何文字かが追加された名前になります。
たとえば、朱入れファイルのGraphics Display.rdlとGraphics Display2.rdlがBentley Redlineで"Index"モデルの添付ファイルとして作成されてGraphics Display.dgnと同じディレクトリに保存されている場合は、MicroStationでそのモデルがアクティブにされたときに自動的にアタッチされます。
朱入れファイルが開いているDGNファイル内のモデルにアタッチされている場合は、そのモデルが非アクティブにされたときに自動的にデタッチされます。