構成ファイルのデバッグ
構成ファイルの処理を理解するために欠かせないのが、MicroStationのコマンド行引数"-debug[=n]"です。このコマンドによって、MicroStationでは、すべての構成ファイルがどのように処理されたかを示す履歴が含まれるテキストファイルが作成されます。オプションの"=n"で、そのファイルの詳細レベルを指定します。生成されるファイルは、既定のテキストエディタ(通常はメモ帳)で開かれます。テキストエディタを閉じると、MicroStationも閉じます。
-debug=nコマンド行引数を使用して製品を起動するには
- コマンドプロンプトで、次のように入力します。 <installation_folder>\MicroStation.exe -debug=n
このとき、<installation_folder>は製品がインストールされているパス(C:\Program Files\Bentley\<product_name> <product_version>\<product-name>)です。
- または、「-debug=n」を、製品のプログラム項目のプロパティダイアログボックス(「ショートカット」タブ)の「ターゲット」フィールドに追加します。
ほとんどの目的に対して、値の4(既定の設定)が最も重要なレポートを提供します。このレポートは、製品の実行中に存在する構成変数の値を示します。
このレポート内の情報は、TMPディレクトリのmsdebug.txtファイルにASCIIテキストとして保存されます。その位置は、テキストウィンドウにレポートされます。