ファイルの内容へのリンク
ファイルではなく、ファイルや複数ファイルを含むフォルダの特定の内容にリンクする場合がほとんどです。たとえば、DGNファイル自体ではなく、DGNファイル内のデザインモデルの特定の保存ビューにリンクを作成する場合があります。エクスプローラを使用すると、特定のファイルタイプの特定の内容へのリンクを作成することができます。
ファイルの内容へのリンクを直接作成する場合は、「エクスプローラ」ダイアログボックスの「リンク」タブに、リンク先の内容の名前が表示されます。ただし、同じ名前のリンクがすでに存在している場合は、新しいリンクにファイル名が追加され、その後ろに内容の名前が表示されます。たとえば、Architectural.dgnというファイルの、"index"という名前のシートモデルへのリンクがすでにリンクセットに存在するときに、Structural.dgnなどの他のファイルの"index"シートモデルにリンクを挿入すると、このリンクのリンク名はStructural.dgn, indexになります。
ファイルの内容へのリンクを直接作成した場合は、内容名が黒色で表示されます。これは、そのリンクを移動または削除できることを示しています。
注記: DWG作業モードでは、既定でファイルの内容へのリンクは作成できません。ファイルの内容へのリンクを作成できるようにするには、標準、作業環境、WorkSet、またはユーザー構成ファイル内で_USTN_CAPABILITY <+CAPABILITY_DGNLINK_NONDGN_REGIONLINKS機能を有効にする必要があります。
次の表は、内容にリンク可能なファイルタイプと、そのファイルのリンク可能な特定の内容を示しています。
サポートされているファイルタイプ | リンク可能なファイルの内容 |
---|---|
DGN、DWG、DXF | デザインモデル、デザイン(サブ)モデル、シートモデル |
参照 | |
保存ビュー | |
図面境界 | |
リンクセット | |
URL | |
キー入力コマンド(DGNファイルタイプでのみサポート) | |
Microsoft Wordドキュメント(DOC、DOCX) | マイクロソフトの見出しスタイル、ユーザー定義の見出しスタイル |
ブックマーク | |
Microsoft Excelワークブック(XLS、XLSX) | 個々のExcelワークシート(スプレッドシートとも呼ばれる) |
Adobe PDF | ブックマーク("ページビューへのリンク"タイプ) |
フォルダ | フォルダ内のファイル |
印刷オーガナイザの印刷セット(PSET) | 印刷定義 |