関係演算子
関係演算子は、2つの値をテストして、それらが等しいか否か、また一方が他方より大きいか小さいかを判別する方法を提供します。関係演算子にはすべて2つのオペランドが必要です。関係式は次のような形をとります。
operand1 relational_operator operand2
1つの例外を除き、同じデータタイプのオペランドのみが互いに比較されます。一方のオペランドが整数で、他方が実数である場合、比較の前に整数値は実数値に変換されます。
等値または非等値の文字列比較にワイルドカードを使用できます。たとえば、文字列"ELEC*"は、ELECという文字で始まるすべての文字列にマッチします。同様に"PLUMB*"は、サブ文字列PLUMBを含むすべての文字列にマッチします。次の文字は、文字列キーワードとの比較において特別な意味を持ちます。
文字 | 関数 |
---|---|
* | いずれかの文字の0以上の出現にマッチします |
? | いずれかの文字の1回の出現にマッチします |
\ | 次の文字を特殊文字としてではなく実際文字として扱うことを示します。つまり、アスタリスク(*)や疑問符(?)の特殊な意味を無効化します。 |
関係式の結果は、条件が満たされている場合はtrue、満たされていない場合はfalseという値で表されます。次の表では、関係演算子の説明と、関係式の例をいくつか示します。
演算子 | 結果 |
---|---|
.EQ.、EQ、または== | オペランド1とオペランド2が等しい場合はtrue |
.NE.、NE、または<> | オペランド1とオペランド2が等しくない場合はtrue |
.GE.、GE、または>= | オペランド1がオペランド2以上であればtrue |
.LE.、LE、または<= | オペランド1がオペランド2以下であればtrue |
.GT.、GT、または> | オペランド1がオペランド2より大きい場合のみtrue |
.LT.、LT、または< | オペランド1がオペランド2より小さい場合のみtrue |
例: