デザインスクリプトの概要
再記号化とは、デザインファイル内の要素の特性を変更するためのプロセスで、デザインスクリプトとペンテーブルの両方を使用することで実現することができます。デザインスクリプトとペンテーブルにより、PDFのような形式にて印刷または発行するとき、デザインファイルの表現を変更できます。印刷の再記号化は、デザインスクリプトとペンテーブルによって制御されます。
デザインスクリプトの一般的な使用方法は次のとおりです。
- 色、線幅、または線種を変更することで特定の要素を強調します。
- 指定した文字列の現在の日付の代用となります。
- 要素のプロット順序を制御します。
- 色テーブルやライブラリを使用することで、さまざまなプロッタで色を一貫させます。
- カスタム線種を定義します。
- 指定した色またはパターンで閉じた要素の領域を塗りつぶします。
- プロットから特定の要素を除外します。
- コンテンツリッチなPDFドキュメントを作成します。
プロットを送信するとき、ペンテーブル、デザインスクリプト、または両方をアタッチできます。ペンテーブルとデザインスクリプトの両方をアタッチする場合に、ある要素の色をペンテーブルで青に設定し、デザインスクリプトで同じ要素の色を赤に設定すると、出力条件は常に最後に適用されるため、ペンテーブルよりもデザインスクリプトの設定が優先されます。