データ相互運用性
このエディションの次の拡張機能により、MicroStationでの他のファイルフォーマット処理機能が改善され、データの相互運用性が強化されました。
Autodesk RealDWG 2016のサポート
MicroStationでRealDWG 2016ファイルを開いて保存できるようになりました。RealDWG 2016がMicroStationに組み込まれ、独立したアプリケーションとしてインストールされなくなりました。
「DWG/DXFとして保存オプション」ダイアログボックス
「DWG/DXFとして保存オプション」ダイアログボックスでは、次の変更が行われています。
- 「ビューの画層表示ごとにビューポートフリーズ」を追加
- 「ビューポートアタッチを統合」を追加
- 「外形線の設定を統合」をDWG設定値に保存
- 「再マップ」と「フィルタ」設定値をDWG設定値に保存
- 「塗り潰されたグループ化されたホール」をエンティティマッピングに追加
- 「投影されたソリッド」をエンティティマッピングに追加
DWG機能のサポート
MicroStationで次のDWGオブジェクトおよびエンティティがサポートされるようになりました。
- マルチ引き出し線
- 注釈付きオブジェクト(同時に、シートサイズ、尺度、向きなどのシートモデルプロパティを改善)
- アンダーレイ
- テーブル
- 反転切り取り
Acute3Dファイルのサポート
MicroStationには、Acute3D SmartCaptureソフトウェアで作成された高解像度の3次元モデルの直接統合機能が用意されています。Acute3Dモデル(.3mx)は、直接開くことも、既存のモデルへの参照としてアタッチすることもできます。さらに、正しい高度でAcute3DモデルをGoogle Earthにエクスポートしたり、Acute3Dモデルを3次元印刷したり、テクスチャマップを維持しながらAcute3DモデルをMicroStation要素にドロップしたりできます。また、これらすべての作業を行いながら、Acute3Dモデルの解像度を制御することもできます。