アキュドローのショートカットのキー入力コマンド
「アキュドロー」はユーザーの次の移動を予測しようと試みますが、いつもユーザーの意図に合わせられるとは限りません。そのため、アキュドローには、キーボードショートカットと呼ばれるさまざまな単一および二重の文字コマンド命令が用意されています。適切なキーを押すことにより、アキュドローが特定の処理を実行するように指示できます。操作中は、ほとんどの場合アキュドローが既定の入力フォーカスなので、どこに入力フォーカスがあるかを気にしなくてもショートカットを入力できます。
ショートカットのキー入力コマンドは、「キーボードショートカット」ダイアログボックスでキーボードショートカットとして定義します。単一文字のキーボードショートカットを押すと、該当するコマンドがアクティブになります。複数レベルのキーボードショートカットでは、キーボードショートカットの第1レベルを押すとポップアップメニューが表示されます。次に、ポップアップメニューから目的のオプションをクリックするか、目的の次のレベルのキーボードショートカットを押します。キーボードショートカットは、「キーボードショートカット」ダイアログボックスで作成、編集、または削除することができます。
次の表に、一般的なショートカットキー入力コマンドを示します。
完全な一覧については、「アキュドローのショートカットキー入力の一覧」を参照してください。
スマートロック
よく使用するキーボードショートカットの1つに、「スマートロック」があります。「スマートロック」は<Enter>キーを押すことで起動します。「スマートロック」を選択するときにどこにポインタが位置しているかによって、次のどちらかの動作が行われます。
ダイナミック線がハイライト表示されたことにより、ポインタが軸にロックされたことがわかります。<Enter>キーを再び押すと、「スマートロック」が無効になり、動的な線分は自由に動作できるように開放されます。
XとYのロック
方形座標系を使用している場合、<X>または<Y>キーボードショートカットを用いて、現在の距離をアキュドローにより強制的にロックすることができます。アキュドローにより、動的な線が選択した軸上でコンパスの基準点から現在のポインタの距離にロックされます。残る軸の「アキュドロー」データフィールドのフォーカスが、次のキーボード入力のためのフォーカスになります。