MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

点によるB-スプライン

B-スプライン曲線を配置するために使用します。

このツールには、次からアクセスすることができます。
  • リボン:「作図」 > 「ホーム」 > 「配置」 > 「曲線を作成」分割ボタン
  • リボン:「モデリング」 > 「曲線」 > 「曲線を作成」
  • ツールボックス:曲線を作成


方法 説明 イラストレーション
制御点 形状制御線の制御点(頂点)は、データ点、指定された連続線分または多角形の頂点で定義されます。制御点数はオーダー以上である必要があります。「開/閉」が「開く」の場合、曲線は最初と最後の点または頂点間に配置されます。


通過点で 曲線はデータ点、または選択された連続線分や多角形の頂点によって定義された点を通過し、各点で補間されます。曲線は3次元で(オーダー=4)、連続した第2派生曲線があります。これは曲率を最小化します。


最小2乗法:許容差で 曲線は、データ点、または選択された連続線分や多角形の頂点に定義された点に近似されます。曲線の入力点からの最大誤差は「許容差」の設定を使用して調節できます。おおまかな曲線を作成した後に、最大誤差と誤差の中間値が変換情報フィールドに表示されます。


最小2乗法:数で データ点、あるいは選択した連続線分や多角形の頂点から、曲線上の対応点までの距離の2乗の和が最小化されます。形状制御線にはアクティブな制御点数があります。

データ点または頂点数が制御点数と一致するときは、曲線はすべてのデータ点あるいは頂点を通過します。

  • 「開/閉」を「開く」に設定した場合、曲線は最初のデータ点で開始し、最後のデータ点で終了します。
  • 「開/閉」を「閉じた」に設定した場合、データ点や頂点の数が制御点数と同じでない限り、曲線はこれらの点を近似しますが、これらを通過する必要はありません。

最大誤差が「許容差」を超える場合には、最大誤差がステータスバーに表示されます(許容差は、「B-スプラインと3次元」ダイアログボックスで設定されます)。



Catmull-Rom 補間された第4オーダー(3乗)NURBS曲線。入力したデータ点で定義された多角形に、近似するように点を追加するには、次の式を使用します。
  • 制御点の数 = 3 × (データ点 - 1) + 1


設定説明
方法 曲線が生成される方法を設定します(上記の表を参照)。
点列入力 入力点を配置する方法を設定します。
  • 点(アキュドロー) - 曲線を配置するには、アキュドローを使用してデータ点を入力します。
  • 連続線分を選択 - 曲線は、選択された連続線分または複合連結の頂点(開いたB-スプラインとなる)、または多角形または複合図形の頂点(閉じたB-スプラインとなる)に基づいて作成されます。
連続線分を残す (「点列入力」が「連続線分を選択」の場合のみ)オンの場合、連続線分はモデル内に保持されます。
開/閉 曲線が開いているかまたは閉じているかを設定します。「方法」が「Catmull-Rom」に設定されているときは使用不可能です。
オーダー (「方法」が「制御点」または「最小2乗法:数で」に設定されている場合のみ)曲線を定義する式のオーダーを設定します(2-15)。
制御点数 (「方法」が「最小2乗法:数で」に設定されている場合のみ)制御点の数を設定します(3~5000)。
許容差 (「方法」が「最小2乗法:許容差で」に設定されている場合のみ)フィットする、または近似する許容差を設定します。どの入力データ点からも、曲線への距離は、この値未満になります。距離は点を曲線へ投影して算出します。
接線 (「方法」が「通過点で」または「最小2乗法:許容差で」に設定され、「開/閉」が「開く」に設定されている場合のみ)近接要素への曲線の接線を制御する方法を設定します。
  • なし - 既定接線方向は自動的に計算されます。
  • 両方 - 接線方向の始点と終点は両方ともグラフィカルに定義されます。
  • 始点 - 始点接線方向がグラフィカルに定義されます。
  • 終点 - 終点接線方向がグラフィカルに定義されます。
端点を通って (「方法」が「最小2乗法:許容差で」に設定されている場合のみ)曲線の始点と終点を指定する方法を設定します。

「オン」の場合、曲線は最初と最後の入力点を通過します。そうでない場合には、曲線の端点は「許容差」の設定値に基づいて計算されます。

塗り潰しタイプ (「開/閉」を「閉じた」に設定した場合のみ)アクティブな塗り潰しタイプを設定します。
  • なし - オンの場合、複合図形は塗り潰されません。
  • 不透明 - 複合図形はアクティブな色で塗り潰されます。
  • 縁付き - オンの場合、複合図形は「塗り潰しの色」で塗り潰されます。
塗り潰しの色 (「開/閉」を「閉じた」に設定した場合のみ)要素の塗り潰しに使用する色を設定します。「塗り潰しの色」の定義には、アクティブな色、24ビット色、カラーブック、色のグラデーションなどを設定するタブにあるコントロールを使用します。
  • 「塗り潰しタイプ」が「べた塗り」の場合、その要素は「アクティブな色」により塗り潰されます。この色は要素の縁どりと同じ色です。
  • 「塗り潰しタイプ」が「縁どり」の場合、その要素は「アクティブな色」と異なった色で塗り潰すことができます。
キー入力: PLACE CURVE ICON