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要素セクション

各要素セクションには、個々の再記号化タスク、または関連する再記号化タスクのグループに対する定義が含まれています。これらのタスクは、単一の要素に適用することも、要素のグループに適用することもできます。

要素セクションでは、再記号化タスクを個別に定義することができます。複雑さの度合いが異なる再記号化タスクを、実質的に無制限の個数だけ指定することができます。これらの再記号化タスクは、似てはいますが、それぞれを区別する1つ以上の特性を持つ任意の要素に適用することが可能です。

「ペンテーブルを修正」ダイアログボックスの「要素セクションの処理順」リストボックスに、ペンテーブルに対して定義した要素セクションの処理の順序が表示されます。要素セクションは、作成されるたびに「要素セクションの処理順」リストボックスに追加されていきます。処理時に、各要素は、まず先頭セクションに照らして検査され、最後のセクションへと、一致する項目が見つかるまで順に検査されます。ペンテーブルの1つのセクションとセクション全体のどちらに要素が影響を受けるかに関係なく、処理順は重要です。セクションの順序は、必要に応じて「要素セクションの処理順」の一覧で並べ替えることができます。

セクションの作成時、処理の対象となる要素は「要素の選択基準」パラメータによって定義され、選択された要素が印刷時にどのように扱われるかは「要素の出力条件」パラメータによって定義されます。