MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

画面メニュー

カスタマイズされたリボンインターフェイスを使用する代わりに、クリック可能な画面メニューを作成してユーザーインターフェイスをカスタマイズすることができます。

画面メニューは、2次元モデルでも3次元モデルでもDGNLibファイル内に作成できます。また、保存ビューによって最初の表示を定義できます。コマンドは図形要素に直接アタッチされます。アクティブな領域は、MicroStationの位置決定ロジックにより定義されます。コマンドの情報は、図形要素にアタッチされたカスタムプロパティとして保存されます。

画面メニューを使用すると、ツール、ツールボックスを開く、リボングループポップアップなどの、MicroStationのキー入力コマンドをアクティブにすることができます。ポップアップメニューを開くキーボードショートカットを割り当てることができます。また、カスタムツールを定義してリボングループポップアップ内に配置することで、画面メニューを開くこともできます。

画面メニューを作成すると、次の機能を画面メニューに追加して、機能と外観を改善することができます。

  • キーボードショートカット
  • 状況依存
  • ツールチップ

保存ビューと画層を使用して画面メニューの表示を制御する

保存ビューを使用して画面メニューの表示を制御することができます。画面メニューの最初のビューは、保存ビューを指定することによって制御します。ユーザーに表示される画面メニューのサイズは、保存されたビューのサイズによって決まります。

別の保存ビューを作成すると、画面メニューの別の領域に移動することも、表示する画層を変更することも、その両方を行うこともできます。ただし、画面メニューのサイズは最初の保存ビューのサイズで固定され、画面メニューが表示されている間は変更されません。下の例では、最初の画面メニューに、各ツールが放射状に構成された保存ビューが表示されています。この中の「+」アイコンを含むツールをクリックすると、他のツールを含むもう1つの保存ビューが開きます。これは、ツールを複数の画層に保持し、各画層のオン/オフ状態が切り替わる保存ビューを作成することで実現できます。

左:最初の保存ビューが表示されている画面メニュー|右:最初の画面メニューで「+」アイコンをクリックすると開く、2つ目の保存ビューが表示されている画面メニュー

円の状態が異なる2つのビューがあり、1つのビューから他のビューへの移行をアニメーション化する場合は、回転に対応するためにメニューグラフィックの周囲に空き領域を残しておくことが考えられます。