MicroStationのセッションがない状態で、GPSデバイスから地上航跡を取得するには、MicroStationに付属しているスタンドアロン型ユーティリティのGPSレコーダを使用します。このユーティリティは、NMEAやGarmin USBデバイスだけでなく、Windows位置情報サービスのデータも記録することができます。位置の配列と、GPSデバイスからクライアントプログラムに転送されるすべてのデータが計算されます。GPSセッションのデータは、再生用のファイルに保存されます。

「GPSレコーダ」ウィンドウの表示内容は、「グローバルポジショニングシステム」ダイアログボックスと似ています。ウィンドウには「設定値」、「ステータス」（入力タイプがNMEAかGarmin USAデバイスの場合のみ使用可能）、「位置」の3つのタブがあり、「記録」、「一時停止」、「中止」の各ボタンが含まれています。