MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

一般的なレンダリングの問題の解決

ここでは、一般的なレンダリング問題を解決する方法について説明します。

レンダリング時の問題
画面が空白のままです 照明は画像に光を当てます。表示面に照明が当たらないと、画面は"暗い"ままです。

まず、「明るさ」コントロールと「コントラスト」コントロールを上げて調節します。

画面に何も表示されない場合は、「フラッシュ光」をオンにしてビューを再レンダリングします。

画像が暗すぎます 原因として次のどちらか、または両方が考えられます。
  1. 画面のガンマ - 画面の表示ガンマ値が正しく設定されていることを確認します。Vueを使用したフォトリアリスティックなレンダリングの場合、画面に正しく表示するにはガンマ補正値を設定する必要があります。設定が正しくないと、最適な画質にはなりません。通常、PCモニターでは、ガンマ設定を1.8~2.2に設定すると適切に表示されます。正確な設定は重要ではないので、2.0の値から開始することをお勧めします。
  2. 輝度とコントラストスライダ - レンダリング画像の輝度/コントラストを対話的に調整できます。
影がありません 影が表示されるのは、影が光源の材質上にある場合のみです。
透過しません オブジェクトは、材質の不透明度が100未満に設定されている場合のみ、透過的にレンダリングされます。「レンダリング設定マネージャ」ダイアログボックスの「設定」タブで「透過」をオンにする必要があります。
画像にノイズがあります レンダリング画像にスポット形式などのおかしな影が表示されるノイズは、さまざまな理由で発生します。たとえば、次の場合があります。
  • ビューで下書きをオンに設定している -この問題を解決するには、レンダリングするビューの下書きをオフにします。
  • スポットライトがサーフェスと同じ場所に配置されている -この問題を解決するには、光源の開始点をサーフェスから少し離します。

影をオフにすると、光源からのノイズは表示されなくなります。

ノイズが多い画像の別の原因として、モデルに座標が一致するサーフェスがある可能性があります。

パターン/バンプマップまたはIES照明データが見つかりません。 レンダリング処理時に、マップが見つからない材質や、IESデータが見つからない光源があった場合は、メッセージセンターにメッセージが生成されます。このメッセージでは、見つからないファイル、材質/光、(適用できる場合は参照とモデル)が通知されます。この情報は問題を解決するときに役立ちます。