MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

アイテムタイプへの緯度/経度プロパティの入力

「アイテムタイプ」の式を使って要素の緯度/経度座標を抽出し、テキストフィールドでスマート注釈を作成する場合などに使用できます。

「式」フィールドのGCS式の1つを入力するか、式ビルダを使用して、アイテムタイププロパティを定義します。
  • GCS.GetLatitude(Point SelectedElement)
  • GCS.GetLongitude(Point SelectedElement)
  • GCS.GetElevation(Point SelectedElement)
注記: GCS式を使用するには、DGNファイルに地理座標系が定義されている必要があります。
  1. 「アイテムタイプ」ダイアログボックスで、「標高」、「緯度」、「経度」という名前の3つのアイテムタイププロパティを作成します。


  2. 「プロパティ定義」で、「プロパティタイプ」を「数字」として選択し、「単位」を「角度」として選択して保存します。




  3. 「計算されたプロパティ」セクションで、「式」フィールドの3つのドットをクリックします。「Expression Builder」ダイアログボックスが開きます。下に示す式を入力します。


  4. 「Test」をクリックします。
  5. 「OK」をクリックし、「アイテムタイプ」ダイアログボックスの変更内容を保存します。アイテムタイプが定義され、要素にアタッチされます。
  6. アイテムタイプにアタッチされた要素を選択し、上記で定義したGCS式によって起動される「プロパティ」ペインでそのプロパティを表示します。
  7. 緯度座標/経度座標が「プロパティ」ペインに表示されます。