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平面ソリッド要素へのグループホールの配置

ソリッド要素の中にホールを表す図形を描くと、その図形の内側はハッチングまたはパターン入れができなくなり(「パターンを解除」がオンの場合)、ホールの部分を"通して"背景が見えるようになります。



長方形はソリッドです。円と六角形はホールなので、ハッチングはされません(「パターンを解除」がオンの場合)。

閉じた要素がソリッドであるかホールであるかの区別は、その要素の「領域」属性によって決まります。

  • 閉じた要素の「領域」属性を変更するには、「要素をアクティブ領域属性に変更」ツール「作図」 > 「ホーム」 > 「修正」 > 「属性を変更」分割ボタン)を使用します。


  • 「ホールをグループ化」ツール「作図」 > 「ホーム」 > 「グループ」)は、ソリッド要素にホールを付けるための専用ツールです。このツールの名前は、ホールとソリッドから成るグループを作成することを意味しています。実際には、外部の"ソリッド"要素と内部の"ホール"要素から構成される独立セルが作成されます。ソリッドおよびホールを構成するいずれかの要素を修正するには、最初に 「要素を分解」 ツールを使ってグループを構成要素に"分解"する必要があります。