MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

データベースフォームダイアログ

MicroStation VSQLは、動的に定義可能なデータベースフォームダイアログを使用した問い合わせ、更新、属性表示、およびジオロケートを含むデータベース操作をサポートしています。これらのフォームは、Visual SQL Query Builderを使用して生成します。データベースフォームダイアログコントロールを使用すれば、フォームの内容とダイアログコントロールをインタラクティブに定義してから、データベースフォームの作成、編集、および保存を行うことができます。

データベースフォームは、最初の行、最後の行、次の行、前の行、および行数の検索を含む行ナビゲーション操作をサポートします。データベースの更新操作と問い合わせ操作には、クエリの実行、行の挿入、行の更新、および行の削除が含まれます。データベースフォームは、データベースの属性表示と配置を含む統合されたデータベース操作とグラフィック操作をサポートします。また、フォームは図形要素に対する結合をアタッチ/デタッチするために使用することができます。

フォームを生成後に、Visual SQL Query Builderのビジュアル編集ツールを使用して、フォームと関連するコントロールの構成をカスタマイズすることができます。フォームの目的が問い合わせ操作のサポートのみの場合は、任意で、個々のダイアログコントロールを読み取り専用に設定することができます(これは、「設定値」メニューから「フォーム」を選択し、「行挿入ボタン」、「行削除ボタン」、および「行を更新ボタン」をオフにすることによって実現します)。フォームを作成したら、値や演算子(">""<")を直接フォームフィールドに入力可能な"例示照会プログラム"機能を使用してデータベース属性の問い合わせや表示を実行することができます。

「<テーブル名>」ダイアログボックスで選択された列だけが、データベースダイアログフォームの結果セクションに表示されます。フォームダイアログには、テーブル内のすべての行が表示されるのではなく、ユーザーに必要なフィールドだけが表示されます。データの表示と編集をカスタマイズするこの機能によって、管理可能なサイズにまでデータ量を減らすことができるため、ユーザーの生産性が向上します。このようにデータベースリソースを管理すれば、未加工のデータを有効な情報に変えることができます。

クエリを実行後にフォームダイアログを表示したまま、「Visual SQL Query Builder」ダイアログボックスを最小化する、または閉じることができます。

注記: 次の手順では、フォームダイアログに選択可能なすべてのアイテムが含まれているものとします。